義肢装具士の仕事

義肢や装具とは

不幸にも、事故で体の一部を失ってしまった人がいます。病気のために、体の一部がうまく機能しなくなってしまった人もいます。
義肢とは、そのような人の体の欠損部分の代わりをしたり、機能を補ったりする義手や義足などのことを言います。
装具とは、体の機能に障害を持つ人の機能回復を目的として、機能の低下を防ぐために装着する器具のことを言います。

義肢装具士の仕事

義肢装具士の仕事は、

医師の指示に基づいて義肢・装具を製作して、患者に対して適合を行なうことです。

義肢義肢装具士は、障害を持つ人に適合する義肢や装具を作ることになります。
近年の義肢や装具については、最新の医療理論に基づいて、ハイテク技術が用いられるようになりました。その「性能の向上」や「適合精度の高さ」には、驚くべきものがあります。

義肢や装具の製作は、ほとんど手作業で行なわれます(2008年当時)。その製作の際では、義肢や装具を身に付けた人が苦痛や違和感なく行動できるような義肢や装具を作ること、これが重要となります。
義肢装具士が「そのような良質な義肢や装具を作ること」は、それらを利用した医療の普及や向上にも貢献することになります。

なお、義肢装具士は製作のノウハウだけでなくて、様々な分野の知識が求められます。設計や製図、デザイン、工作機械の操作技術、整形外科、システム工学、生体力学、人間工学、リハビリテーションなど、多くの分野の知識が必要とされます。

義肢装具士の資格を持っている人は、ほとんどの人が民間の義肢製作所に勤めています。ちなみにリハビリテーション系の職種である理学療法士や作業療法士などは、医療機関や福祉の職場で働いていることが多いです。

その義肢製作所は、医療機関やリハビリテーション施設、福祉施設の治療現場と契約を結んでいます。義肢装具士は「そのような現場」に出張して、業務を行なっています。
医療機関などから注文が殺到している製作所では、残業が多い所もあるようです。

義肢装具士になるためには、国家試験に合格する必要があります。
高校を卒業後、義肢装具士養成校または養成施設において、3年以上かけて必要な専門知識や技術を修得します。これによって、国家試験の受験資格を得ることができます。

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