人工餌と生餌の組み合わせ、良い「らんちゅう」を育てる餌
「らんちゅう」をすくすく育てる餌について、ちょっと知りたいです。
人工餌と生餌(なまえ)を組み合わせた餌があります。
生餌には、以下のものがあります。
- ミジンコ
- 糸ミミズ
- アカムシ
その他には、植物餌もあります。
「らんちゅう」に人工餌と生餌を与えたら、すくすくと育つ可能性があります。
※市販の餌の場合、商品説明文に従って餌やりしてください。
人工餌と生餌、良い「らんちゅう」を育てる「餌の組み合わせ」

自宅で「らんちゅう」を飼育する場合、「らんちゅう」の餌(えさ)は欠かすことのできない物です。
らんちゅう専用の餌については、市販の餌があります。
人工餌と生餌の組み合わせ
餌として、まず思い浮かべる物は、市販されている人工的に作られた餌です。
この人工餌を与える時は、生餌(なまえ)と組み合わせると良いです。
生餌は、生き餌(いきえ)と同じ物です。
生餌とは、以下の餌のことです。
- ミジンコ
- 糸ミミズ
- アカムシ
これらは栄養価が高くて消化も良いです。
よって生餌は、良い「らんちゅう」を育てるためには欠かすことのできない餌です。
しかし欠点として、生餌は人工餌に比べると入手しにくいです。
そして値段も高くなるという点があります。
もしも生餌が店頭で見つからない時は、通販の利用も考えましょう。
もしかすると、探している生餌が見つかるかもしれません。
生餌について、注意すること
生餌の中には、脂肪分を多く含んでいる物があります。
与え過ぎないように注意してください。
生餌の糸ミミズについては、「らんちゅう」がある程度大きくなってから与えましょう。
消化が良いのでおすすめ、植物餌
ところで人工餌や生餌とは別に、「らんちゅう」がサラダ感覚で好んで食べる餌があります。
それは植物餌です。以下のような餌です。
- 浮き草
- 苔
- アオコ
- クロレラ
植物餌なら食べ過ぎで太ってしまう、といった心配はありません。
消化も良いので「おすすめの餌」です。
5分間で食べる量、「らんちゅう」の餌の与え方
一度に与える餌の量は、「らんちゅう」が5分間くらいで食べる量にしましょう。
これは「らんちゅう」の「胃の大きさ」を考慮した餌の量になります。
「らんちゅう」の胃は小さいです。なので一度に、たくさんの餌を食べられません。
もしも食べ過ぎた場合、消化不良を起こしてしまいます。
飼育者にとって、「らんちゅう」に餌を与える時間は楽しい時間でしょう。
「らんちゅう」が美味しそうに餌を食べている姿を見ていると、見ているこっちも幸せ気分になれます。
ですが、一度にたくさんの餌を与えてはいけません。「らんちゅう」の健康を害してしまうからです。

なるべく午前中、「らんちゅう」に餌を与える時間帯
餌を与える時間も大切です。
餌を与える時間については、なるべく午前中にしましょう。
もしも夕方になっても餌が残っている場合は、与え過ぎです。
あと、夜寝る前には、必ず残っている餌を掃除しておきましょう。
各季節において、餌を与える時間帯が異なります。
春と秋では、午前7時30分ごろから午後3時までの間に餌を与えましょう。
夏では、午前6時ごろから午後4時までの間に餌を与えましょう。
夏は、春や秋と比べて水温が上がりやすいからです。
冬では、餌を与えるなら「お昼ごろ」までに与えましょう。
冬の場合、餌を与えなくても良いです。もし餌を与えるなら少量にしておきます。
天候に合わせて、「らんちゅう」に餌を与えること
各季節に合わせるのと同様に、日々の天候に合わせて餌を与えるほうが良いです。
例えば今日は寒い日だと思ったら、水温も低くなっているでしょう。
そんな日は餌の量を少なめにします。
水温が低い時に餌を与えると、「らんちゅう」が消化不良を起こし、「健康を害してしまう恐れ」があるからです。
後日、天気が良くなり暖かい日になったら、適量の餌を与えると良いです。
自宅を留守にする場合、自動餌やり器の使用
出張や旅行などで「しばらく自宅を留守」にする際、自動餌やり器を使ってみましょう。
設定した時間に、自動的に餌が出てきます。自動餌やり器を利用すれば、留守の間の「餌やり」をいつも通りにできます。
実は「らんちゅう」を始め、金魚はしばらくの間、餌を食べなくても生きてゆけます。半年くらい食べなくても大丈夫と言われています。
だけど、「餌を与えないのは心配だ」という方は専門家と相談しつつ、留守中の餌やりについてどうするか決めましょう。