スパゲティミートソース
例えば日曜日のブランチに、「手作り」のミートソースでスパゲティを作ってみましょう。
ミートソースは、まとめて作り置きしておくと便利です。ラザニアやドリアに、利用しても良いです。
以下に、「手作り」のポイントを書きます。
スパゲティを茹でる時
茹で加減を確認するタイミングは、スパゲティの袋に書かれた表示時間よりも少し前です。
麺がくっつくことを防ぐためには、茹で上がったら、バターまたはオリーブオイルを麺にからめておくと良いです。
ミートソースを作る時
「小麦粉の粉臭さ」がなくなるまで、よく炒めましょう。
材料
スパゲティミートソースについて、材料をご紹介したいと思います。
材料(4人分)
- スパゲティ(乾燥)……300g。
- 塩……少々。
- バター、またはオリーブオイル……少々。
ミートソースの材料(4人分)
- 牛ミンチ……200g。
- トマト水煮……1缶(135g)。
出来るなら、完熟のフレッシュトマトを使うと良いです。 - 玉ねぎ……1個。
- ニンニク……1片。
- バター……大さじ2。
- マッシュルーム(スライス缶詰)……1/2缶。
- ブイヨン……カップ1と1/2。
分量の水に、固形スープの素1個を溶かします。 - トマトケピューレ……大さじ1。
- ウスターソース……大さじ1。
- 塩、コショウ……適量。
- 小麦粉……大さじ2と1/2。
- ローリエ……1枚。
- 粉チーズ、パセリの「みじん切り」……適宜(仕上げ用)。
作り方の手順
- スパゲティを茹でます。
- ミートソースを作ります。
- 盛り付けて、出来上がりです。
スパゲティの茹で方
まずはスパゲティの茹で方について、ご紹介したいと思います。
- 大き目の鍋に、沸騰した湯と塩を入れます。
目安の量については、スパゲティ100gに対して、熱湯1リットル、塩5gです。 - スパゲティを束にして持ち、軽くねじります。パッと手を離して、鍋にスパゲティを入れます。その際、スパゲティが放射状に広がれば良いです。
- 菜箸を使って、スパゲティを熱湯の中に沈めます。湯が再び沸騰したら、軽く混ぜます。
火加減は、お湯がふきこぼれない程度にして茹でます。 - スパゲティの袋に書かれた表示時間よりも少し前に、茹で加減を確認します。
茹で上がったらザルに上げて、水気を切ります。
ミートソースの下ごしらえ
- 「玉ねぎ」と「ニンニク」を、みじん切りにしておきます。
- トマトの種を取り除いて、みじん切りします。
もしもフレッシュトマトを使用する場合は、皮を「湯むき」しておきましょう。「湯むき」とは、食材をさっと湯通しして皮をむくことです。
「トマトの湯むき」について。
トマトの先(お尻のほう、花落ち)に、「十文字の切込み」を入れます。
トマトを「お玉じゃくし」にのせて、熱湯につけます。または、フォークなどで刺して、お湯につけても良いでしょう。
トマトの皮がくるりとむけてきたら、手で皮をつまんで全体をむきます。
ミートソースの作り方
- フライパンに、バター大さじ1を溶かします。玉ねぎ・ニンニクを加えて、「玉ねぎ」がしんなりするまで炒めます。
- (1)に牛肉を加えます。肉がパラパラになるまで、よく炒めます。
- (2)を、フライパンの周辺に寄せます。中央に残りのバター大さじ1を溶かして、小麦粉をバターにからめるようにします。そして、「粉くささ」がなくなるまで炒めます。
先ほど周辺に寄せた他の材料と小麦粉を、混ぜ合わせます。さらに炒めます。 - (3)に、下ごしらえで用意したトマトとマッシュルームを加えます。
- (4)にブイヨン、トマトピューレ、ウスターソース、ローリエを加えて、煮つめます。塩・コショウをして、味を調えます。
出来上がったら。ローリエを取り除きます。
お皿にスパゲティを盛って、上からミートソースをかけます。「粉チーズ」と「パセリのみじん切り」を振って、出来上がりです。
スパゲティカルボナーラ
スパゲティカルボナーラは、こってりと滑らかなソースが魅力的な料理です。
一般的には、溶き卵だけで作ります。ですが、生クリームを加えて作るほうが、ずっと滑らかになります。ただしカロリーが気になる時は、牛乳を使ってみましょう。
そして「カリカリベーコンの歯ざわり」も、魅力的です。ぜひ味わってください。
以下に、スパゲティカルボナーラを手作りする際のポイントを書きます。
- ベーコンを、カリカリになるまでよく炒めましょう。
ベーコンを炒めたフライパンで、スパゲティにベーコンから染み出た美味しい油をからめます。 - 卵ソースの卵は、白身を切るようによく溶きほぐします。
卵ソースを加えるのは、火を止めてからです。余熱で固まるくらいの半熟が、良いです。 - スパゲティの茹で加減を確認するのは、スパゲティの袋に書かれた表示時間よりも少し前です。
- スパゲティが茹で上がったら、バターまたはオリーブオイルを麺にからめておきます。そうすれば、麺がくっつきません。
材料
スパゲティの材料(4人分)
- スパゲティ(乾燥)……300g。
- 塩……少々。
- バター、またはオリーブオイル……少々。
ベーコンの材料(4人分)
- ベーコン……120g。
- ニンニク……2片。
- オリーブオイル(サラダ油)……大さじ4。
卵ソースの材料(4人分)
- 卵……4個。
- 卵黄……2個分。
- 粉チーズ……大さじ8。
- 生クリーム(または牛乳)……大さじ4。
- 塩、コショウ……少々。
- パセリの「みじん切り」、黒コショウ……適量(仕上げ用)。
作り方の手順
スパゲティカルボナーラの作り方を、ご紹介したいと思います。
- 卵ソースを作ります。
- スパゲティを茹でます。
- パスタにソースをからめて、盛り付けます。
卵ソースの作り方
- ボールに、卵(全卵4個)と卵黄(2個分)を入れます。白身を切るようにして、全体をよく溶きほぐします。
- 粉チーズ、生クリーム、塩・コショウを加えて混ぜます。
スパゲティの茹で方
- 大きめの鍋に沸騰した湯と塩を入れます(スパゲティ100gに対して、熱湯1リットル、塩5gが目安です)。
- スパゲティを束にして持ち、軽くねじり、パッと手を離して鍋の中にスパゲティを入れます。スパゲティが放射状に広がれば、それで良いです。
- 菜箸を使って、スパゲティを熱湯の中に沈めます。湯が再び沸騰したら、軽く混ぜます。
火加減を「お湯」がふきこぼれない程度にして、茹でます。 - スパゲティの茹で加減を確認します。袋に書かれた表示時間よりも少し前に、確認します。
- 茹で上がったらザルに上げて、水気を切ります。
茹でたスパゲティに、バターまたはオリーブオイルをからめておきます。これでスパゲティの麺が、くっつきません。
作り方
- フライパンにオリーブオイルを入れて、熱します。弱火にしてニンニク、ベーコンを入れます。
- ベーコンがカリカリになるまで、炒めます。なお、この時残った油を後ほど使います。
- ベーコンを炒めたフライパンを、再び火にかけます。先ほど、ベーコンから出た油を使用するためです。
- 温まったら、茹で上がったスパゲティを入れて、手早く混ぜます。
- 火を止めて、卵ソースを入れます。これらを手早く混ぜ合わせます。
- お皿にスパゲティを盛ります。仕上げ用の黒コショウ、パセリのみじん切りを振りかけて出来上がりです。
スパゲティ&ボンゴレソース
圧力鍋を使った「スパゲティ&ボンゴレソース」のレシピを、ご紹介したいと思います。
ボンゴレソース・材料(2人分)
- アサリ(殻つき)・・・400g。
- ニンニク・・・1片。
- バター・・・10g。
- 塩、コショウ・・・それぞれ少々。
- オリーブオイル・・・大さじ1。
- 白ワイン、水・・・各カップ1。
スパゲティ・材料(2人分)
- スパゲティ・・・100g。
- パセリ(みじん切り)・・・適宜。
- オリーブオイル・・・少々。
- 塩・・・少々。
作り方
- まずは、「下ごしらえ」をします。
アサリを、よく洗います。塩水に浸して砂出しをします。 - ニンニクを、つぶします。
- スパゲティを「アルデンテ」に茹でます(後述)。
「アルデンテ」とは、少し芯が残っている状態のことです。 - ここから、ボンゴレソースの調理を始めます。
圧力鍋にオリーブオイルを入れて、熱します。
ニンニクを「香り」が出るまで炒めます。
アサリを加えて、炒め合わせます。 - 白ワインと水を加えます。
- 「ふた」をして強火にかけます。圧力がかかってきたら、すぐに火を止めます。
自然に圧力が下がるのを待ちます。 - 圧力が下がったら、「ふた」を開けます。バターを加えて、塩・コショウで味を調えます。
- 茹でたスパゲティを器に盛ります。
ボンゴレソースをたっぷりかけて、パセリの「みじん切り」を散らして出来上がりです。
スパゲティの茹で方について
- 大きい鍋に、沸騰した湯と塩を入れます(スパゲティ100gに対して、塩5gが目安です)。
- スパゲティを束にして持ちます。軽くねじり、パッと手を離して、大きい鍋にスパゲティを入れます。
スパゲティが、放射状に広がるようにしてください。 - 菜箸を使って、スパゲティを熱湯の中に沈めます。湯が再び沸騰したら軽く混ぜます。
- 火加減を「お湯」がふきこぼれない程度にして、茹でます。
- 茹で加減を確認します。
スパゲティの袋に書いてある表示時間より、少し前に確認します。
「アルデンテ」であるか、調べます。 - 茹で上がったらザルに上げて、水気を切ります。
この時、茹でたスパゲティにオリーブオイルをからめておくと、スパゲティの麺がくっつきません。
圧力鍋を使えば、ボンゴレソースを簡単に作れます。たっぷりと作って、茹でたスパゲティにかけてください。お休みの日の朝食に、美味しくいただける料理です。