体臭と食生活の関係

体臭と食生活の関係

もしも体臭に悩んでいるなら、普段の食生活に原因があるかもしれません。実際のところ、「体臭の強さ」と「食生活」には深い関係がある、と言われています。
具体的に言うと、肉類インスタント食品ばかり食べていると、体臭がキツくて臭くなると言われています。反対に野菜や穀物類を充分に食べていると、体臭があまり臭わなくなると言われています。

近年日本の食事は、穀物中心の食事から肉食中心の食事に変わっていったと言えます。つまり日本人の体臭は、昔に比べてキツくなってきたと言えるかもしれません。体臭を控えめにしたいなら、昔の日本人みたいに和食中心の食生活にすると良いです。

肉を食べることで動物性タンパク質を摂取するとワキガになりやすい、という指摘があります。肉料理が大好きな方には、ちょっと耳の痛い話かもしれません。
これは動物性タンパク質を取ることで、皮脂腺からの皮脂分泌が活発化されてしまうからです。ただし、個人差があると思います。なので、そうならない人もいると思います。だけど肉ばかり食べている方は、体臭がキツくならないように注意しておきましょう。

体臭の原因

体臭を引き起こす原因としては、アポクリン汗腺から分泌される脂肪や、皮脂腺から分泌される脂肪酸が、原因とされることが多いです。皮脂腺からの分泌物がニオイの原因である場合は、食事の内容を改善することによって、体臭を軽減できる場合もあるそうです。

ニオイの元になる物質は、動物性の脂肪動物性のタンパク質などです。タンパク質が大腸に来た時、細菌によって腐敗して、様々なニオイ物質が作り出されます。悪玉菌であるウェルシュ菌や大腸菌によってタンパク質が分解された際、アンモニアやアミンなどが作り出されます。作り出された「それらの物」が、体臭の原因となります。

ニンニクを食べ続けること

3年間ニンニクを食べ続けたら体臭が強くなった、という実験結果があります。
ある大学医学部では、ニンニクのコレステロール値を下げる効果について、確かめる実験が行なわれました。
100名以上の被験者に対して、3年間ニンニクを摂取する生活を続けてもらいました。その実験結果では、高いコレステロール値を下げる効果は見られなかったということでした。
これという副作用は、ありませんでした。しかし息がニンニク臭くなったり、体臭が強くなったりという結果が報告されました。
ニンニクが好きな方は、体臭に注意しましょう。

お菓子の食べ過ぎ

「お菓子の食べ過ぎ」が、体臭の原因になってしまう可能性があるそうです。特に毎日の間食で、たくさんの洋菓子類(ケーキなど)を食べる人は、注意が必要です。
三食の食事において、体臭の原因にならない物を食べようとしている人でも、「おやつ」に対しては無関心という人がいるそうです。「主食」も「おやつ」も、どちらも食べ物です。なので、どちらの食べ物も体臭の原因になってしまう可能性がある、と言えます。

とは言っても、お菓子を全く食べないようにするのは困難です。実際に「お菓子」を食べないようにしたら、ストレスが溜まるでしょう。なので「お菓子の量」を減らす、続けて食べない(お菓子を食べない日を設ける)などしてみましょう。

「体臭の予防」と「お菓子」について考えると、洋菓子を食べるよりも和菓子を食べるほうが、体臭の予防に繋がります。今まで洋菓子だけを食べていた人は、和菓子も食べるようにしてみましょう。

間違ったダイエット

女性の関心が高いダイエットにおいて間違った方法でダイエットを行なっていると、体臭がキツくなるそうです。
「食事制限のやり過ぎ」や「運動不足」は、代謝を低下させます。そうなると熱をうまく作れなくなり、「血液の流れ」が悪くなります。すると体は、本来とは違う手段でエネルギーを得ようとします。その副産物で作られた乳酸がアンモニアと一緒に汗の中に出てきて、体臭がアンモニアくさくなってしまいます。

さらに間違ったダイエットを進めると、血液中にケトン体が増加していきます。ケトン臭は、甘酸っぱいニオイです。吐く息の口臭、汗からの体臭、尿の中からも臭います。
この状態になると本人も周囲の人も、その体臭に気づきます。ただし、そのニオイの原因が間違ったダイエットであるということに、気づく人は少ないようです。

体臭対策の食品

ネット通販などで「体臭を消すサプリ」など、体臭対策の食品をよく見かけます。
カプセルに消臭成分を閉じ込めた物や液体を飲むタイプの物、ガムや錠剤で「お菓子のように食べられる物」など、様々あります。

その多くの食品には、植物からの抽出物が成分として含まれています。商品の説明文に「この商品は○○のニオイに効果があります」などと書かれています。
それでは、食品に含まれている「どの成分」が「どんなニオイ」に効果を発揮するのか、知っておきましょう。

消臭成分

ポリフェノールは、広い範囲で消臭効果を期待できます。
赤ワインなどに含まれていますが、お茶から抽出されることが多いそうです。
また、他の成分との相互作用により、消臭時間が長く持続します。

カテキンやフラボノイドは消臭効果はもちろんのこと、抗菌作用もあるため、総合的に体臭を抑えてくれます。
ガムによく含まれています。
海藻からは、吸臭力のある成分を抽出できて、特にアンモニア臭をかなり吸収してくれるようです。

マッシュルームのエキスは、ニオイを吸収して中和する作用があります。にんにく臭などを消す効果があります。

スパイスの種から採れる精油を組み合わせた物は、腸の異常発酵を防ぎ、便のニオイを抑える効果があります。

「パセリ」や「にんじんの葉」などの野菜や、「ひのき」などの木からも、消臭成分を抽出できます。

これらのような体臭対策に使える食品の成分は、食品とうたわれている以上、安全だと思います。ですが、あくまでも食品の成分です。体臭を改善するためには、食生活を全体的に変えていくことが大切でしょう。
これら食品を上手に取り入れながら、体臭対策を行なってゆきましょう。

体臭予防に繋がる食品・緑黄色野菜

野菜サラダ緑黄色野菜を食べる事が、体臭の予防に繋がるそうです。実は野菜には、体内の余分な脂肪を体外に排出させる働きがあるそうです。つまり余分な脂肪が血液中に入り込み、その後脂肪が汗と一緒に体の外へ出て来るのを防げます。これが体臭を抑える事に繋がります。

緑黄色野菜に含まれている食物繊維も、体臭予防に役立ちます。食物繊維は、腸内のニオイ成分を排出してくれるからです。そして食物繊維は、便秘の解消にも役立ちます。便秘は、体臭にも影響を与えています。

以下参考として、食物繊維を多く含む野菜をご紹介します。
100g当たりのグラム数になります。目安の値です。

  • グリンピース(100g当たり7.7g)
  • しそ(7.3g)
  • パセリ(6.8g)
  • モロヘイヤ(5.9g)
  • ごぼう(5.7g)
  • にんにく(5.7g)
  • 明日葉(5.6g)
  • 芽キャベツ(5.5g)
  • ゆり根(5.4g)
  • 枝豆(5.0g)
  • オクラ(5.0g)
  • ブロッコリー(4.4g)
  • エリンギ(4.3g)
  • 菜の花(4.2g)
  • バジル(4.0g)

なお淡色野菜にも、体臭を抑える効果を期待できます。それなのに緑黄色野菜をおすすめした訳は、緑黄色野菜のほうが栄養が豊富だからという理由です。とは言っても、淡色野菜が不要という意味ではありません。どちらの野菜も適切に食べてください。

食べ物と体臭の関係では、ニオイが強い食べ物をたくさん食べるとそれだけ体臭が強くなるとされています。香辛料や動物性タンパク質についても同様であり、これらを過剰に取ると、どうしても体臭がキツくなります。
だけど、それらの食品を全く食べないというのは実際に無理と言えます。

なので緑黄色野菜を始め、野菜をたくさん食べてください。

その分、体臭の軽減に繋がると思います。

病気の場合は医師に診てもらいましょう

なお、体臭の原因となる疾患がある場合は、しっかり治療しましょう。
肥満や肝障害・腎障害、糖尿病などを患っていると、血液中にニオイ物質が増えてしまいます。体臭を軽減するには、病気を治して健康的な体になる必要があります。

また、度を超えて体臭に悩むと、深刻な病気になってしまうようです。自分の体臭で悩み過ぎるという病気になってしまいます。なので無臭にこだわり過ぎないように、気をつけましょう。もしも自己臭症なら、医者に診てもらってください。

健康
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