モチモチな食感「せんべい鍋」
鍋料理の「せんべい鍋」について、お話したいと思います。
せんべい鍋とは、「南部せんべい」を入れた鍋のことです。「南部せんべい」とは、小麦粉で作られた「せんべい」です。青森県で食べられています。
「南部せんべい」は、別名で「津軽せんべい」「八戸せんべい」とも呼ばれています。青森県だけではなくて、岩手県でも有名な「せんべい」です。
鍋のおつゆ用に、「南部せんべい」を使う鍋料理があります。この「せんべい」は、煮込むと弾力のあるモチモチとした食感に変わります。スープがほどよくしみ込んでいるので、一度食べたら「やみつきの味」になるかもしれません。
普段せんべいを「お菓子」として食べているだけなら、鍋の具材としてぜひ召し上がってください。
せんべい鍋のレシピ
せんべい鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。
材料
- せんべい(鍋用) …… 4枚。
- 鶏肉 …… 200g。
- 人参 …… 2分の1本。
- 長ねぎ …… 1本。
- ごぼう …… 適量。
- しいたけ …… 4枚。
- だし醤油 …… 適量。
- 水 …… 4カップ。
作り方
- 鶏肉、人参、長ねぎ、ごぼう、しいたけを、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に水を入れて、だし醤油を加えて火を入れます。沸騰したら、鶏肉、人参、長ねぎ、ごぼう、しいたけを加えて煮込みます。
- アクを取りながら、味を見ていきます。もしも味が薄いようなら、さらに「だし醤油」を足してください。
- 味が調ったら、「せんべい」を入れます。4つくらいの大きさに砕いて、鍋に入れます。さらに煮込みます。
- 「せんべい」がスープを吸って柔らかくなってきたら、出来上がりです。
いつもの「せんべい」とは食感が違う、柔らかな歯ごたえの「せんべい」を体験してください。