ほとんど同じ意味、性病と性感染症

性病と性感染症の違い

「性病」と「性感染症」という言葉について、どちらの言葉も聞いた事があると思います。
この二つの言葉は、ほとんど同じ意味で使われています。違いは、ほとんどありません。

法律上の言葉・性感染症

医師現在では、「性感染症」のほうを使っている人が多いようです。

専門家などは、なぜ「性病」を使わないで「性感染症」を使うようになったのでしょうか。
それは1998年に法律上「性病予防法」が「感染症法」に統合された事により、「性感染症という言葉が法律上の言葉」になったから、ということです。

感染症法

感染症法とは、1998年に新しく制定された法律です。それ以前からあった「伝染病予防法」「エイズ予防法」「性病予防法」を吸収・統合した法律と言えます。

それまで法律上の「性病」として定義されていた病気は、4つありました。「梅毒、淋病、軟性下かん、鼠径リンパ肉芽種」という病気を、性病と定義していました。
しかし、これら性病の定義に合わない「エイズ、クラミジア感染症、性器ヘルペス」なども、ひとくくりにしようという事になりました。
それら全部合わせて、「性感染症」と呼ぶようになったようです。

法律上「性病」と呼ばなくなった現在でも、一般的には「性病」という言葉が使われています(俗語として、使われているみたいです)。
なので専門家や医者以外の人なら、特に呼び方の違いについて気にする必要はないでしょう。

STD と STI の違い

「性感染症」について調べた際に、「STD」と「STI」という言葉を見かけると思います。
これらは、意味に違いがあるのでしょうか?
「STD」とは、「Sexually Transmitted Diseases」の頭文字を取った単語です。
「STI」とは、「Sexually Transmitted Infections」の頭文字を取った単語です。

どちらとも、その意味は「性感染症」という意味です。
英単語の「意味の違い」を言えば、「STD」の「Diseases」は病気を意味します。「STI」の「Infections」は、感染や感染症という意味があります。

日本においては、どちらも「性感染症」という意味になります。なので、特に使い分ける必要はないでしょう。
もしも、性感染症の患者は無症状のため、病気(Diseases)として認識していないという点にこだわるなら、感染や感染症という言葉が含まれている「STI」という言葉を使うと良いかもしれません。

ただし繰り返しになりますが、「STD」でも「STI」でも、どちらを使っても同じ意味になります。よってどちらを使うか、特に決める必要はないと思います。

健康
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