お茶を飲むだけで口臭対策できる「なた豆茶」

なた豆

なた豆

近年、口臭対策において注目を集めている「なた豆」という野菜があります。

なた豆は、日本には江戸時代の頃に伝わってきたと言われています。

その原産地は、熱帯アジアまたは熱帯アフリカと言われています。江戸時代では、特に薩摩地方で「なた豆の栽培」が盛んだったそうです。

その形は特徴的であり、見ようによっては刀に見えます。なので、刀豆(ナタマメ)と言われるようになった、と聞きます。
なお、なた豆はとても大きな豆であり、人の「手のひら以上の大きさ」があります。最初見たらびっくりするかもしれません。

健康食品として注目

そんな「なた豆」は、昔から食用として利用されていました。そして現在でも、健康食品として炒め物や漬物(福神漬け)、お茶(なた豆茶)などで食されています。食べても飲んでも健康に良い食品と言えます。

なた豆を薬用で用いる場合は、豆の部分を使用します。その期待される効能には、血行の促進や免疫力アップがあります。

実は「なた豆」は、昔から漢方薬として知られていた物です。近年になって健康食品として、再び注目されるようになりました。

口臭の改善に役立つ漢方薬

漢方が口臭の改善に役立つ、と言われています。口臭の原因として、口が乾きやすいためや体調不調であることが考えられます。
漢方は、このような口や体に関する不調を改善してくれる物です。つまり漢方で体の内側を改善することで、口臭の改善を目指すことになります。

口臭の軽減に効果があると言われている漢方薬には、甘草(カンゾウ)などがあります。もしも口臭にお悩みの場合、漢方薬の利用も検討していただけたらと思います。

ちなみに口臭予防の食品として、サプリメントや香り付きガムなどがあります。これらも、それなりに消臭の効果を期待できます。ですが、口の中や体の不調を治す食品ではないと思います。

口臭を根本的に治したいなら、漢方薬や現代医学の力を借りることになると思います。「口の渇き」や「胃の不調」を治すことが、結果的に口臭を治すことになるからです。

なた豆茶

健康茶の一つである「なた豆茶」を、飲んだことがありますか?

なた豆茶という、なた豆から作られた健康茶があります。この「なた豆茶」には、食物繊維や各種ビタミン、鉄分やサポニンなどの栄養分が含まれています。健康や美容において良い「お茶」とされています。

例えば食物繊維が入っている事より、便秘の解消を期待できます。よって、ダイエットの効果も期待できると思います。

口臭対策

なた豆茶は、飲んで口臭を予防できると評判です。
この「なた豆」には、昔から膿を出す作用があるとされています。なので、

口や鼻のトラブル解消に良いと言われてきました。

一般的に、お茶は健康に良い飲み物と言われています。そんな「お茶」には、殺菌作用があります。そして、「口臭を防ぐ働き」もあります。

口臭は、食べた後の「食べかす」が口の中に残ってしまっている事が原因で発生します。
食事をした後に「お茶を飲む事」で、口の中に残っている「食べかす」を取って流してくれます。
さらに、お茶に含まれている殺菌作用が、口の中に残ってしまった細菌を殺菌します。

以上の事より、お茶を飲むとニオイが発生しにくくなります。

数ある「お茶」の中には、口臭などの口や鼻のトラブル解消に有効な「お茶」もあります。その中の一つが、なた豆茶です。

なた豆茶の作り方

なた豆茶は、各メーカーから商品として販売されています。
でも、自分で作ることもできる「お茶」です。
ここでは、その作り方をご紹介します。

なた豆の栽培

お茶を作る前に、なた豆の苗を買ってきて育てるところから説明したいと思います。

なた豆の栽培は、それほど難しくありません。ですが、「高さ」が2m以上にもなるため、ベランダでの栽培は無理です。
小さな土地に「十分な高さ」のスペースを用意してください。

6月頃に苗を植えます。
根が乾燥しないように育てれば、立派な豆が収穫できます。

なた豆が茶色になるまで放置しておきます。
「さや」が乾いてカラカラになったら、収穫を始めます。
「さや」からは、たくさんの豆が出てきます。その「大きさ」は、「500円玉くらいの大きさ」です。

お茶の作り方

収穫した「なた豆」を粉砕して粉末にします。
ジューサーミキサーで簡単に粉砕することができます。
豆は一度にミキサーに入れるのではなく、豆が粉になったら少しずつ豆を入れていくと、うまく粉砕できるでしょう。

粉をふるいにかけて、適度な粒度に揃えます。
そして、フライパンで少し香ばしくなるまで炒めます。ムラにならないように注意してください。

市販のティーパックなどに「なた豆の粉」を適量を入れて、お湯を注ぎます。
これで、なた豆茶の出来上がりです。