
もやっとして、良く見えない…
ところで白内障という病名をよく耳にしますが、実際にどういった疾患なのでしょうか。
人の眼の中には、水晶体というカメラで言えばレンズの役割をしている物があります。眼から入った光が水晶体を通って、網膜でピントが合うようになっています。
この水晶体は、通常は透明です。しかし様々な原因により濁ってしまうと、光がうまく通過しなくなり、光がまぶしくなったり物がかすんだり、ダブって見えたりします。この状態を白内障と言います。
白内障には、いくつかの種類があります。一般的な白内障のことを「老人性白内障」と言います。
他に「外傷性白内障」「糖尿病性白内障」「先天性白内障」「併発白内障」などと呼ばれるものがあります。
原因
白内障の原因は、様々な事が挙げられます。
- 加齢によって水晶体が黄色くなってきて、濁りを併発したため、
- 糖尿病やアトピー、緑内障といった他の疾患が原因となったため、
- 服用した薬の副作用のため、
このような原因が挙げられます。
また、遺伝が原因だったという場合もあるということです。
手術
白内障を発症すると、薬剤治療では「水晶体の濁り」を止めることはできません。
もしも日々の生活に問題があるほどの視力の低下が起こった場合には、手術によって眼内レンズと水晶体を取り替えます。そうすることで、視力の回復を図ります。
民間療法
基本的に白内障は、手術によって治すものです。白内障を治したい場合、医師の診察を受けてください。
以下参考として白内障の民間療法について、お話したいと思います。「老人性白内障」に関する民間療法です。
アワビ
アワビの殻を焼いて、粉末にします。これを1日に2gから5gほど飲みます。
白ナンテン
白ナンテンの実を1日分として5gほど煎じます。それを毎日飲み続けます。
ビタミンB2
毎日の食事でビタミンB2を多く含む食品を摂取すると、白内障の予防になるでしょう。
ビタミンB2を多く含む食品には、例えばレバー、うなぎ、かれい、サバ、サンマなどがあります。
ビタミンC
毎日の食事でビタミンCを多く含む食品を食べると、抗酸化作用のため白内障の予防になるでしょう。
ビタミンCを多く含む食品には、キウイ、いちご、ミカンなどの果物類や、ブロッコリー、パセリ、芽キャベツなどの野菜類があります。
フキ
茎の部分が赤色をしたフキを用意します。赤い茎の部分を黒焼きにして、毎日飲みます。
よもぎ
「よもぎ」の種子を5gから6gほど煎じて、飲みます。