子供部屋を2つに分けるリフォーム

間仕切り家具の使用

子供が大きくなった際に、1つの子供部屋を2つに分けるというリフォームを行ないたい場合、どのような「やり方」があるでしょうか?

一つの例になりますが、部屋の廊下側に出入り口を2つ確保します。

そして部屋の真ん中に「仕切るような家具」を置きます。

部屋は左右に分かれます。相手のベッドが見えないように壁を作ることになります。
間仕切り家具としては、クローゼットや本棚、クローゼットとベッドが付いている家具などがあるでしょう。

壁で一部屋を2つに分けて、壁に本棚を設置すると、案外部屋が広く思えます。6畳の部屋でも、この「やり方」で良いでしょう。
そしてカーテンも使って仕切ると、さらに部屋が「分けられた感じ」になる(二部屋になる)と思います。

同性の兄弟の場合

同性の兄弟の場合は、完全に壁を作って部屋を分けなくてもいい場合もあります。
壁を作らなくても、ベッドと勉強机・本棚などが一緒になっている家具(機能性家具)を使って、部屋を仕切ったりする方法もあります。それらの家具を「背中合わせ」に配置して、間仕切り家具として使っても良いでしょう。

学習机周りのレイアウト

参考として子供が部屋に1人の場合は、「机」と「その周りの空間」は約80cmほど必要です。80cmくらいあれば、後ろに椅子を引いても、ベッドなどの家具にぶつからないでしょう。
また、椅子に座ったまま振り返って、棚から物を取り出しやすくなるでしょう。

そして子供が部屋に2人の場合は、2つの机を並べる際、ロールスクリーンや本棚などを置いて間仕切りします。このように間仕切りすることで、集中して勉強できるようにしましょう。

部屋を広く見せる方法

もしかしたら子供さんは、自分の「部屋の狭さ」に不満を持つかもしれません。その不満について、インテリアコーディネートによってある程度改善できる事があります。

改善法の一つは、部屋のコーナーに照明を置く事です。コーナーに柔らかな光の照明を置く事で、部屋の空間に「広がり」を持たせる効果を期待できます。
一般的に言うと、人は部屋に入った際、一番奥を見るとされています。もしもコーナーが暗い場合、「奥行き」が無いように見えてしまいます。そして「狭さ」を感じる事になってしまうそうです。

その他の改善法には、鏡を利用してスペースを作り出す方法があります。壁に鏡を置く事で、部屋の中に「奥行き」があるように見せます。お店で壁が鏡のようになっているのも、店舗内を広く見せたいからという場合があるそうです。
もしも大きい鏡を用意できないなら、鏡の代わりに反射シートを壁に貼ると同じような効果を得られる、と言われています。

ただし勉強部屋において、「部屋のコーナーに照明を置く事」や「壁に鏡を置く事」は不適切かもしれません。なぜなら、子供が勉強する際の集中力を「邪魔してしまう恐れ」があるからです。その点に気をつけてください。

家族の状態に合わせてリフォームしましょう

子供部屋

1つの子供部屋・イメージ画像

子供部屋のリフォームの「やり方」は、兄弟姉妹の好み・年齢などで色々と考えられるでしょう。完全な個室みたいにリフォームするのか、兄弟姉妹で仲良く使うようにリフォームするのか、各家庭で「それぞれ違う」と言えます。

子供が幼い頃は1つの部屋をうまく利用してゆき、子供が成長した場合は、本格的にリフォームして部屋を分けてしまう、という方法もあります。
ユニットタイプの家具を使えば、子供が成長した時に家具によって部屋を分けて使えます。このような家具を用いて部屋を分ける方法は、手軽であり現実的だと思います。

ご自身の家族に合った「やり方」を見つけて、子供部屋を素敵にリフォームしましょう。