強烈な「かゆみ」を治したい、「じんましん」の治療法

じんましん

「肌荒れ」の一つに、「じんましん(蕁麻疹)」があります。
猛烈な「かゆみ」と「発疹」を伴う症状です。皮膚の奥で炎症が起こり、血管から血液の成分が漏れ出すために、すぐに「膨らみ」ができます。

主な原因としては、

農薬・植物・食事、ダニ、ハウスダスト、衣類などと言われています。

それらの他にも原因があると言われています。ですが、多くは不明となっています。

参考:ヒスタミンを含む食べ物

一般的な食品の中に、ヒスタミン物質が含まれている物もあります。例えばタケノコやセロリ、ほうれん草やバナナ、チーズや赤ワイン、チョコレートなどです。
※詳しくは、それぞれの食品の成分表で確認する必要があります。
これらの食品を食べた際に、「じんましん」が出てしまう人もいると聞きます。

あと、食品添加物である合成着色料や酸化防止剤なども、アレルギー症状の原因と言われています。「じんましん」などの皮膚に関する症状が出やすい方は、食品添加物をなるべく摂取しないようにしましょう。

各じんましんの症状

機械的じんましん

バンドで体を締め付けるのは、ときには体に不都合を与えます。締め付けられた体の部分に、「じんましん」ができたりします。このような外部から刺激を受けたことによって発生した「じんましん」のことを、「機械的じんましん」と言います。

機械的という呼び方に、やや違和感を感じます。機械的な刺激を受けるということより、そのように言っているそうです。機械的な刺激の例を言うと、腕時計のバンドによる締め付け、下着のゴムによる締め付け、バックの持ち手による手首や腕に対する圧迫、貴金属アクセサリーの皮膚への刺激などがあります。

多くの場合、たいしたことのない症状だと思います。しかし「機械的じんましん」の部位をかゆいからといってかいてしまうと、症状が悪化します。症状が悪化した場合、専用の薬を塗ったり、皮膚の専門医に診てもらうと良いでしょう。

産後の「じんましん」

妊娠中においては、お腹の赤ちゃんのために色々な注意が必要です。ご自身よりも赤ちゃんを優先して、食事したり行動したりしていたと思います。
出産後も、一日中育児にかかりっきりになると思います。でも、ちょっとした時間のある時に、ご自身の「肌の手入れ」もしたいところです。

「出産後の肌荒れ」には、どういう症状があり、それを予防したり改善したりするには、何をすれば良いか、知っておきましょう。
また、出産後に「じんましん」で悩む方がいるそうです。
「じんましん」は、体調を崩した後や精神的なストレス、過労・睡眠不足などが原因でも症状が現れます。

産後の「じんましん」の原因として考えられることは、体の免疫力や自浄能力が落ちたためと考えられます。

色素性じんましん

肌荒れを気にする女性肌トラブルとしてよく知られている「じんましん」には、普通の「じんましん」と違う物もあります。「色素性じんましん」と呼ばれている物です。褐色調の色素斑であり、皮膚はまるで「みみずばれ」を起こしたみたいに赤くなり、「かゆさ」もあります。

ちなみに「じんましん」によってできる「まだら(斑)」には、色によって分類されています。
赤色の斑は、紅斑(こうはん)と呼ばれています。赤くなる理由は、一時的な血管の拡張のためです。
紫色の斑は、紫斑(しはん)と呼ばれています。出血したためにそのような色になります。
白色の斑は、白斑(はくはん)と呼ばれています。これはメラニン色素が減少することで、周りの皮膚よりも白くなった物です。

心因性じんましん

心の病が原因で発症する、「心因性じんましん」があります。心がストレスを受けると、実際に発疹が現れます。自分自身では感じ取れないストレスによって、この「じんましん」が現れたりします。例えば職場の環境が変わった時に、なぜか「じんましん」が出てきたら、「心因性じんましん」の可能性があります。

精神的に大きいショックを体験した時や無気力、引きこもりという状態になった時にも、「じんましん」が出たりするそうです。このような「じんましん」を治療する場合、まずは精神的な負担を少なくすること、ストレスを軽減させることが主な治療となるでしょう。専門医の指導の下、適切に治療してゆくことが大事となります。

日光じんましん

太陽の光を浴びること・日光浴することは、一般的に健康的なイメージがあります。毎日適切に太陽の光を浴びる事は、睡眠の寝付きの良さにも役立ちそうです。

ですが光を浴びると「じんましん」ができてしまう症状があるそうです。「日光じんましん」と言われています。毎年4月から9月までの強い太陽光線を浴びやすい時期に、「日光じんましん」は起こりやすいです。太陽光線が当たった部分が赤くなってかゆくなり、ちょっと腫れたりします。

この「じんましん」は環境の変化や年齢の移り変わりとともに、自然に完治することが多いそうです。ですが気になる方は、専門医に相談すると良いでしょう。治療法としては、抗ヒスタミン剤の内服薬や注射などになります。

温熱じんましん

熱いお風呂で体を温めるのは、とても健康的というイメージがあります。体を温めるという温熱効果は、やはり体に良いというイメージがあります。

しかしそんな温熱効果が、皮膚のトラブルを引き起こす原因になったりします。場合によっては、「じんましん」みたいな肌トラブルを引き起こす「きっかけ」になるようです。

ちょっと珍しい症状だと思いますが、「温熱じんましん」という皮膚の症状があります。その名の通り、皮膚が温水や温熱から「温かいという刺激」を受けた際、発症する「じんましん」です。「じんましん」が発症した部位は、皮膚が赤くなり腫れたりして「かゆく」なったりします。

もしも日常生活において、例えば「お風呂上がり」や「暖房器具の近く」にいた際、「じんましん」みたいな出来物が出てきたら、「温熱じんましん」かもしれません。

この「じんましん」を予防するには、皮膚が温熱の効果を受けないようにすることになります。なお、この「じんましん」は、症状の判断が難しいと思います。専門医に診てもらうと良いです。

寒冷じんましん

時として「寒さ」は、体に何らかのトラブルを発生させます。
「寒さ・冷たさ」に関する変わった症状では、「寒冷じんましん」があります。あまり聞きなれない「じんましん」ですが、これは皮膚が「冷たい水や空気」に触れた際に発症する「じんましん」です。体温よりも冷たい物に接した際に、皮膚が赤くなったり、かゆくなったりします。

日常生活では、それほど影響はないだろうと思うかもしれません。ですが、気温が寒い時に外出すると、顔が腫れたりします。その他、アイスクリームを食べると口の中が「かゆく」なったりします。なので、普段の生活において「悪い影響がある」と言えます。

「寒冷じんましん」を予防する方法は、やはり「寒さを避ける」ことになります。年齢を重ねるうちに、自然に治癒する場合も多いそうです。しかしやはり、専門医と相談して治療してゆくと良いです。

治療法

薬を飲む女性「じんましん」の治療法は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を内服することが一般的です。
通常、外用薬は用いません。なぜなら塗り薬をすり込むと、かえって皮膚に刺激を与えてしまうからです。赤い腫れ(膨疹)を消えにくくさせてしまうからです。

また、慢性じんましん(「じんましん」が1ヶ月以上にわたって出たり消えたりを繰り返す)場合、一定の期間、薬の内服を続けた後、少しずつ薬を減らしていく治療が行なわれます。

妊婦さんの場合

「じんましん」の治療において薬を服用しますが、通常ではない時、例えば妊娠中の場合、そのような薬を飲むのは大丈夫なのでしょうか。やはり妊娠中の方に対して、100%安全な薬はないと言えます。ですが妊娠の時期によっては、内服可能な薬もあるそうです。皮膚科医と産婦人科医に相談して、適切に薬を飲むと良いでしょう。

慢性の「じんましん」では、1ヶ月以上かゆい症状が続きます。1ヶ月間も虫刺されみたいに「かゆい状況」が続くのは耐えられません。妊娠中と言えども、薬の安全性を確認できたら「じんましん」の薬を服用するほうが良いでしょう。

多くの場合、治療可能です

「じんましん」の特徴を言えば、症状が重くなるにつれて「じんましん」の出現する範囲が「どんどん広がって行く点」があります。次々と新しいブツブツが出てきます。体中に「じんましん」ができてしまった、という事例もあるようです。

体中に「じんましん」ができてしまったら「大丈夫だろうか?」と不安になります。ですが現在では

多くの場合、「じんましん」を治療可能ということです。

専門医に診てもらえば、治療薬をくれると思います。医師の指導の下、「じんましん」を治療していけば、将来的には薬の服用を止めても問題ない状態にできるそうです。

なお「じんましん」には成人型と幼児型があって、幼児型の場合は大人までに治ることが多いそうです。しかし成人型の場合は、完治するのが難しいと言われています。症状がひどい場合は、痙攣したり意識喪失したりするので注意が必要です。
治療する場合は、やはり専門の皮膚科で適切な治療を受けることになります。現在の症状を理解して、「じんましん」を治してゆくことになります。

規則正しい生活で改善可能

実は「じんましん」の場合、普段の生活を見直すことで改善できる可能性があります。
「自律神経リズムの乱れ」や「ストレス」などにより免疫力が低下して、

過剰反応が起きていることで「じんましん」が発生している可能性もあるからです。

「じんましん」の薬を飲まずに、日常生活を規則正しく改善するだけで治療できるなら、そのほうが良いです。専門医とともに生活の改善をやってみるのも良いでしょう。

あと「じんましん」に限らず、肌を健康にしたいと思うなら、日常生活を規則正しくするほうが良いです。栄養豊富な食生活や充分に睡眠を取る事は、肌にとって良いことだと言えるからです。