痛い思いをせずに、上手に耳掃除するコツ
耳を掃除したいけれど、痛いのは嫌です。
痛くない耳掃除の仕方を知りたいです。
耳掃除では、耳の出口辺りだけ掃除します。
耳の奥のほうについては、そんなに掃除する必要はありません。
耳の出口付近だけ掃除したら、ほとんど痛みはないです。
耳の出口辺りだけ掃除する、耳掃除のコツ
耳掃除というのは、どの程度したら良いのでしょうか?
実は耳垢というのは、出口付近で剥がれた物だけを除去すれば、掃除終わりになります。
よって耳の出口辺りだけ、掃除すれば良いです。
耳の奥のほうを完璧に掃除する必要はありません。
耳の奥まで掃除するべきと思っていると、外耳炎になってしまう場合があります。要注意です。
耳の奥が見えたら、耳掃除は終わりです
自分自身で行なう耳掃除は、耳の病気を発見しやすい状態、つまり耳の奥が見える状態になったら、おしまいにしてください。
どうしても耳の中を隅々まで掃除したいなら、専門医に掃除してもらいましょう。
皮膚が耳の出口まで来たら、耳垢になります
そもそも耳垢の元は、鼓膜上皮です。
この皮膚がゆっくりと外側へ移動して外耳道へと移り、鼓膜側から出口に向かいます。
皮膚が出口近くまで来た時に、皮膚が剥がれて「耳垢」になります。
カサカサ垢とベタベタ垢の「違い」は、耳垢腺という汗腺の一種があって、その「分泌量の違い」が体質により差があるからです。
その差によって、耳垢がカサカサだったり、ベトベトだったりします。
耳かきの痛い思い出
「耳かき」というと、幼い頃に「お母さん・お父さん」の膝に頭を乗せて、親子のコミュニケーションをした。
そんな事を思い出したりするでしょう。
しかし近頃では、「耳かき」を嫌がる子どもが時々いるそうです。
- 何かが耳に入ることが元々嫌なのか?
- それとも親が耳掃除をやり過ぎたために、子どもが痛い思いをして嫌がるようになったのか?
どちらかわかりませんが、後者である場合が結構多いそうです。
そんな私は、母親の膝の上で気持ち良く寝ながら、耳掃除をしてもらった記憶があります。
時々「イテッ」なんて事もありましたけれど(笑)。
体験談:耳掃除のし過ぎによる外耳炎
耳掃除のし過ぎについて、ある人の体験談をご紹介したいと思います。
耳掃除は気持ちの良い事と頭が覚えていたせいか、自分で耳掃除できるようになって、毎日耳かきをしていました。
中学生だった時のある日、耳の中が猛烈に痛みました。
耳鼻科に行くと「耳掃除のし過ぎによる外耳炎」という診断でした。
子ども心に、少し恥ずかしい思いをしました。
耳全体の掃除も大事、耳の洗い方
耳を清潔にする事と言ったら、耳掃除を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、耳の中の掃除も大事ですが、耳そのものを洗う事も忘れないようにしましょう。
実は、耳そのものが汚れていると、耳からクサいニオイが発生します。
耳を洗うのは、入浴時に洗うのが最も良いと思います。
その洗い方は、洗顔料を使って、耳の真ん中から外へと洗いましょう。
この際、洗顔料の泡が耳の中に入らないように気をつけてください。
なお「耳の後ろ」についても、しっかりと洗いましょう。
「耳の後ろ」を洗う場合は、髪の毛の生え際くらいまでしっかり洗います。
その後、シャワーで洗い流します。
そしてタオルで水気を拭き取ります。
耳の中にある水気については、綿棒で拭き取ります。