汗のニオイを抑える方法の一つ・制汗剤を使う事

体温調節に必要な「汗をかく事」

「体臭がキツくなるから、汗をかきたくない」
 

そう思っている人がいるかもしれません。ですが汗をかく事は、自然な事です。健康の維持にも役立っています。暑い夏の季節や激しい運動をした後、汗をかきます。これは体温を下げるために汗をかいている、と言えます。もしも体温が高いままの状態が続いたら、高熱により体の機能がおかしくなります。

汗をかく事による体温調節は、人が生きてゆくのに必須と言えます。気づかないかもしれませんが、一般的に人が1日にかく汗の量は約1リットルと言われています。毎日1リットルも、汗をかいています。

体臭を防ぐには、汗をかいた後のケアが大切です。市販のデオドラント製品を使ったり、お風呂に入って体を洗ったりして、体から汗を拭き取りましょう。
ニオイの原因は、体についた汗をそのまま放っておく事で雑菌が繁殖するからです。体を清潔に保つようにケアしていれば、体臭で悩む事もそれほどないでしょう。

汗のニオイを抑える方法

汗を拭く女性汗のニオイを抑える方法として制汗剤を使う方法や、「ハンカチ」や「手ぬぐい」などでこまめに汗を拭き取る方法などが考えられます。

その他の方法としては、体質を改善するという方法があります。「食生活」と「汗のニオイ・体臭」との関係を、気にしている人は少ないかもしれません。だけど消臭グッズだけに頼らず、ご自身の体を見直す事で体臭の軽減を目指したい方は、食生活の改善を試みてみましょう。

なるべく臭わない体にするためには、緑黄色野菜や海藻類をたくさん食べるようにしましょう。これらは、ミネラルが含まれている食品です。

逆に摂取を控えた方が良い食品として、肉類や卵という高タンパク質・高脂肪の食品や、香辛料などの刺激が強い食品があります。その他、添加物がたくさん入っているインスタント食品も食べないほうが良いです。
あと「タバコ」や「お酒」も、体臭の原因となります。出来る限り控えたほうが良いです。

色々と言いましたが、栄養のバランスが良い食生活にすれば、変なニオイがしない健康的な体になれると思います。

制汗剤の種類

ロールオンタイプ

制汗剤のタイプには、いくつかあります。その中で、ロールオンタイプと呼ばれている物があります。制汗剤にボールみたいな部分が付いていて、それを直接肌につけて薬剤を塗れます。薬剤の成分が肌に浸透しやすいので、高い消臭の効果を得られるとされています。

ロールオンタイプの制汗剤は、海外でもよく使われています。特にフランスで人気が高いと聞きました。フランスでは、自身の体臭で周りの人を不快にさせてはいけないという気持ちが強いそうです。エチケット対策として制汗剤を用いることが多いそうです。

ロールオンタイプの制汗剤には、なかなか乾かないという弱点もあります。だけど塗りやすくて消臭の効果も高いということより、人気を集めています。高い消臭効果を望んでいるなら、一度ロールタイプの制汗剤を使ってみてください。

スティックタイプ

制汗剤の中に、スティックタイプと呼ばれる物があります。固形化させた薬剤を使って、消臭効果を得る物となります。このスティックタイプの物は使い勝手が良い、と評判です。消臭効果の持続性もあって、利用者も多いということです。

ただし即効性はない、ということです。固形化された薬剤を肌に塗ってから消臭の効果が出るまで、しばらく時間がかかります。「臭い消し」の即効性のあるタイプと併用して使うと良い、と思います。

先ほど持続性があると言いましたが、スティックタイプの制汗剤は、朝に使えばその日の間、消臭効果が続くとされています。朝出かける前に使うだけで、その日ずっと体臭を消してくれます。そうであるなら、充分に実用的だと思いました。

今まで別のタイプの制汗剤を使っていて、ちょっと自分には合わないと思っていた方は、スティックタイプを試しに使ってみましょう。ご自身にピッタリ合うタイプかもしれないからです。

スプレータイプ

制汗スプレーをかける女子ササッとすぐに使えて、しかも即効性があることより、スプレータイプの制汗剤が人気となっています。持ち運べる物なので、汗をかく季節、例えば夏の季節など、バッグの中に携帯している人も多いようです。

スプレータイプの制汗剤の特徴は、なんといっても即効性です。スプレーから薬剤をシュシュっと一吹きするだけで、気になる体臭を消してくれます。脇の下や足の裏などのニオイが気になる部分に、スプレーすれば良いです。

ただしスプレータイプの制汗剤は、持続性はないと言えます。一時的に体臭や汗を抑えてくれる消臭剤となります。制汗剤の中には、持続性があるタイプの物(例:スティックタイプの物)もあります。なので、その時々で使い分けると良いです。

スプレータイプは、「持続性のなさ」が欠点と言えます。しかし利便性と即効性というメリットが、欠点を上回っています。よって多くの方に利用されているタイプとなります。

制汗剤の選び方

制汗剤の選び方として、長時間ずっと体臭を抑えたいのか、それとも一時的に体臭を抑えたいのかによって、選ぶ方法があります。

例えば、汗をかいたために一時的に発生しているニオイを抑えたい場合ロールオンタイプの制汗剤を選ぶと良いです。なぜなら、直接肌に制汗剤のボール部分をくっつけて薬剤を塗る事ができて、薬剤の浸透が早いからです。消臭の即効性を期待できて、一時的ですが体臭を抑えてくれるでしょう。

また、長時間にわたってニオイを抑えたい場合は、スティックタイプの制汗剤が向いているとされています。これらのタイプをうまく使い分けることで、希望通りに消臭の効果を得られるでしょう。

殺菌が目的の場合

体臭の原因は、体に付着したバクテリアなどの雑菌が増える事と言えます。一般的に、消臭効果のある薬剤のことをデオドラントと言います。その薬剤には、雑菌を抑える成分が配合されています。つまりニオイの原因が雑菌である場合、殺菌作用を持っている制汗剤を使えば良いと言えます。

使用目的が殺菌ではなくて汗を抑えたい場合、制汗作用を持っている制汗剤を使うことになります。制汗剤には、実に多くの種類があります。なので、目的に一番合う物を選ぶ必要があります。

あと、殺菌作用を持っている制汗剤を使う際は、毎日使わずに1日から2日ほど休みを入れながら使っていくほうが良い、とされています。毎日使うと雑菌が免疫を持ってしまい、殺菌の効果がなくなってゆく可能性があるからです。制汗剤の商品説明を読んで、適切な頻度(使用回数)で制汗剤を使うようにしてください。

制汗剤とデオドラント剤の違い

ところで制汗剤とデオドラント剤は、厳密に言うと違う物になります。しかしドラッグストアなどでは、両者が同じ場所に陳列されていることが多いです。そのため、両者は同じ物だと思っている人が多いそうです。

制汗剤とは、大まかに言うと「汗の分泌を抑える物」と言えます。
デオドラント剤は、「雑菌の増殖を抑える物」になります。
「両者の働き」は違いますが、汗をかいた際のニオイを抑えるという点では一致しています。

ただし近年では、「両者の製品の違い」がなくなってきていると言えます。「どちらの働き」も兼ね備えている製品が登場している、と聞きます。
ですが、適切に使い分けるほうが消臭の効果を得られる場合もあります。例えばワキガで悩んでいる人は、無臭のデオドラント剤を使用するほうが良いそうです。ご自身に合っている物を選ぶと良いです。

手作り制汗剤

市販の消臭剤として制汗剤があります。制汗剤については、自作できる物もあります。自作の制汗剤は、肌が弱い人におすすめです。なぜなら、保存料などの化学物質が含まれていない物だからです。
ここでは「重曹を使った手作り制汗剤」について、その作り方をご紹介したいと思います。

  1. 重曹1gに対して、精製水25mlを用意します。そしてそれらをスプレータイプの容器に入れて、よくかき混ぜます。
  2. エタノールと、消臭や殺菌の効果を期待できる精油を用意します。
    別の容器を準備して、エタノール5mlに精油を数滴入れて、よくかき混ぜます。
    精油にはラベンダーやユーカリ、ローズマリーなどを使うと良いでしょう。
  3. (2)の液体を(1)のスプレータイプの容器の中に入れます。そしてよくかき混ぜます。
    これで出来上がりとなります。

その使い方は、体臭が気になる部分に直接スプレーして使います。なお、保存料が入っていないので、1週間以内に使い切るようにしてください。