夏に美味しいスイカ

スイカ今年の夏、初めてスイカを食べました。今まで何度も食べた事がありますが、今回も美味しかったです
ちなみに毎回、スイカの種が「ちょっと邪魔だ」と思いつつ食べています。だけど「夏らしさ」を感じさせるスイカの見た目は、やっぱり種ありスイカだと思いました。

果物と言われたりするスイカ

スイカは果物であると言われたり、野菜であると言われたりする食べ物です。

そんなスイカの原産地は、南アフリカです。中国には、11世紀から12世紀頃に伝わってきました。16世紀の初頭にヨーロッパ、17世紀にアメリカまで伝わってきました。

日本には、17世紀の中頃に中国から伝わってきた、と言われています。
江戸時代の頃には、「果実の赤さ」が気味悪がられて、あまり食べられることはなかったそうです。しかし明治末期に改良が進み、昭和の初期になると、西の大和スイカ、東の都スイカという二大品種が形成されました。現在の品種についても、ほとんどが「この二つの品種」の系統です。

ちなみにエジプトでは、紀元前6000年頃から農耕が始まっていましたが、壁画や絵画にスイカが描かれているそうです。

スイカの栄養面については、シトルリン(アミノ酸)、リコピン、リン酸、カリウムなどが含まれています。利尿作用や解熱作用があり、心臓病や高血圧、尿路結石、二日酔いなどに効果がある、と期待されています。

なお、スイカの選び方としては、たたいて澄んだ音がする物が良いスイカとされています。

野菜と果物の違い

野菜と果物、「その違い」は何でしょうか。どうやら、これには明確な定義は無いようです
人によっては、

「木になる物は果物、そうでない物は野菜」
「多年生と1年生」
「生食が果物、火にかけたり調味料をかけて食べる物が野菜」

など、様々な意見があるようです。
しかし「これらの意見」を参考にすると、スイカやメロン、イチゴやトマトなどにおいて、矛盾が出てくるようです。

野菜と果物を区別する、きっちりと当てはまる定義はやはり無い、という事です。
なお栄養面においても、野菜と果物の優劣ははっきりとしません。どちらも栄養豊富と言えます。