働きマン

働きマンの漫画

「働きマン」(はたらきまん:安野モヨコさん原作)は、2004年から雑誌「週刊モーニング(講談社)」で、連載が始まりました。

主人公は、女性の雑誌編集者・松方弘子です(題名はマンだけど、女性です)。28歳で独身、元巨乳だった女性です。週刊「JIDAI」の女性編集者で、普段は、身だしなみには気をつかうタイプです。アクセサリーにいたるまで抜かりない女性ということです。

だけど、仕事モードに突入する「男スイッチ」が入ると、3倍のスピードで仕事をこなします。その間は睡眠も恋人とのデートも、仕事以外の全ての事をシャットアウトします。例え仕事や恋人との関係で悩んでいようが、プライベートが犠牲になろうが、廃人になるほど仕事に没頭する女性となります。

寝食も忘れて「男性顔負けの働きぶり」を見せるため、彼女のニックネームは「働きマン」となりました。
「あたしは、仕事したなーって思って死にたい」。
ここまで仕事に対しての情熱を持っている姿が、世の働く男女から支持されています

仕事人間の松方だけでなくて、その「周り」で働く様々なタイプの人間の目線で、「働くとは何か」を問うスタイリッシュな作品です。

様々な人たちが、理想通りにならない職場や、意見や考え方の合わない人間関係に戸惑ってしまい、時には立ち止まります。しかし迷いながらも人生と向き合い、どうにか自分なりの回答を出して、再び歩み出します。

最初から自分の好きな仕事をやれるなら、誰も努力しない。
努力したからこそ、「仕事で最高に気持ちのいい瞬間」に出会える。

この「働きマン」という漫画を読めば、「前向き」になれるパワーがもらえると思います。
仕事に行き詰まり、いま悩んでいる人にこそ、読んで欲しい作品です。

働きマン原作者・安野モヨコ先生

高校3年生の時に「別冊フレンド」に、作品を投稿して入賞しました。

高校卒業後の1989年に、「別冊少女フレンド DXジュリエット」(講談社)に掲載された、「まったくイカしたやつらだぜ!」で、漫画家デビューを果たします。

その後、いくつか作品を発表しましたが、「中途半端な気持ちで描いた作品」だったそうで、評判はイマイチでした。

そしてデビュー前から親しかった岡崎京子先生の下で、アシスタントをします。
アシスタントをしていくうちに、岡崎先生やアシスタント仲間に触発されていきます。そして漫画家として心を入れ替えて、「新たな気持ち」で描いた「TRUMPS!」が念願の初連載となりました。

23才で「別冊フレンド」との専属契約を解消して、フリーになります。

1995年から「FEEL YOUNG」に、「ハッピー・マニア」が連載されました。
その画風と勢いのあるコメディ描写で、この作品が大ヒットしました。連載中にフジテレビでドラマ化されて、安野先生の代表作になりました。

その後も「ジェリー・イン・ザ・メリィゴーラウンド」、
「脂肪という名の服を着て(やせなきゃダメ!の改題)」、
「花とみつばち」「さくらん」などがヒットします。

2002年3月26日に、アニメ監督の庵野秀明さんと結婚しました。仲人は「宮崎駿」監督でした。ちなみに「あんの」同士の結婚は、偶然だったそうです。
そして、庵野さんのオタクライフに染まっていってしまう結婚生活を描いたエッセイ「監督不行届」も、人気の一冊となります。

2003年「なかよし」に、初の子供向け作品となる「シュガシュガルーン」の連載を開始しました。
翌年「モーニング」に、サラリーマン向けの作品である「働きマン」の連載を開始しました。
どちらも人気作となり、アニメ化されました。その後「働きマン」については、ドラマ化もされました。

また、漫画だけでなくて、「美人画報」シリーズで、美容方面でも新たなファンを獲得しています。叔父は、黄桜のカッパの絵などの美人画で知られる、漫画家の小島功さんです。

プロフィール

  • 名前:安野 モヨコ(あんの もよこ)。女性。O型。
  • 生年月日:1971年3月26日生まれ。おひつじ座。
  • 職業:漫画家。
  • 出身:東京都杉並区。
  • 最終学歴:関東高校(現・聖徳学園高校)卒業。

働きマンのアニメ

仕事に情熱を持つ女性編集者の物語、働きマンがアニメ化されました。
2006年10月から12月まで、フジテレビ系列の深夜アニメ枠であるノイタミナ枠で、放送されました。全11話です。
アニメのストーリーは、コミック3巻途中までの内容を元にしています。

声優キャスト

  • 松方弘子 役:田中理恵さん。
  • 山城新二 役:花輪英司さん。
  • 梅見龍彦 役:西村知道さん。
  • 野川由美 役:宍戸留美さん。
  • 渚マユ 役:福園美里さん。
  • 成田君男 役:堀内賢雄さん。
  • 小林明久 役:うえだゆうじ さん。
  • 菅原分哉 役:中井和哉さん。
  • 田中邦男 役:役保村真さん。
  • 梶舞子 役:田中敦子さん。

田中理恵さんは、「機動戦士ガンダムシード」や「ちょびっツ」などで、お馴染みの方です。
そしてベテラン声優陣が勢揃いしているので、作品の完成度に期待が高まります。

主題歌

オープニングは、PUFFYの「働く男」です。この「働く男」は、1990年にリリースされたユニコーン「働く男」のカバーになります。

エンディングは、チャットモンチーの「シャングリラ」です。

詳細情報

  • 放送開始時期:2006年10月12日より放送。
  • 日時:毎週木曜日、深夜(ノイタミナ枠)。
  • 放送局:フジテレビ「ノイタミナ」にて放送(初回放送時間25:15~)。
    関西テレビ・東海テレビ・テレビ西日本・新潟総合テレビでも深夜放送。
  • 原作:安野モヨコさん(週刊モーニング・講談社刊)。
  • 監督:小野勝巳さん。
  • キャラクターデザイン:香川久さん。
  • シリーズ構成:大島里美さん。
  • アニメーション製作:ぎゃろっぷ。
  • 製作:働きマン製作委員会。

「働きマン DVD1巻」の発売記念イベント

2007年2月に、アニメの「働きマン DVD1巻 発売記念イベント」が、秋葉原で開催されました。

声優の田中理恵さんは、「働きマン」が初主演でした。

「今年で(声優を始めて)10周年になるんです。
松方弘子をやらせて頂いて、やっと主役を演じることができました。
みなさんのおかげです。ありがとうございます」
と、感慨深そうにお話していました。

そして、上映コーナーになりました。作品を見ながらのトークが、始まりました。
番組が始まっての、第一声「嫌です!」というセリフについて、
田中さんは、「原作を読んで、どういう顔で言っているのか考えました」と、コメントしました。

また、登場人物での好きな男性のタイプを聞かれると、
「新ニは良い人なんですけど、私は成田さんみたいな人がいいです。
ここぞって時に頼りになる人は素敵ですね」
と、意外な?好みが判明しました。

上映も無事終わり、大勢で見た感想を伺うと、
「恥ずかしいというか、緊張するというか、いっぱい『しゃべらなきゃ』と思っていました(笑)」
と、照れくさそうに話しました。

そしてイベントの最後のプレゼントコーナーで、「じゃんけん」で勝った一名様に、あるプレゼントが贈られました。そのプレゼントとは、その場で田中理恵さんが声を吹き込んだ「目覚まし時計」でした。
ファンのみなさんは、その目覚まし時計を目指して、熱気あふれる「じゃんけん勝負」を、繰り広げたようです。田中理恵さんのファンなら、絶対に欲しい目覚まし時計だったと思います。

ところで、田中さんは「働きマン」を北海道の「ご両親」にも見てもらいたかったのですが、そこでは放送されていなかったそうです。
でも「アニメは見てもらえなかったので、DVDを送りました!」と、話していました。
作品を見た「ご両親」からは、「なんかナチュラルだね」と、お言葉を頂いたそうです。

田中さん、初主演おめでとうございました。

働きマンのドラマ

働きマンは、2004年から雑誌「週刊モーニング」(講談社)で、連載がスタートしました。
そして2006年の10月から12月に、フジテレビでアニメが放送されており、深夜枠なのに全11回の平均視聴率が4.0%と好調でした。

その「働きマン」が、ドラマ化されました。
主人公の熱血編集者を演じるのは、菅野美穂さんです。
菅野美穂さんは、もともと原作の大ファンだそうです。
「硬派なのにキラキラしていて、痛快で疾走感があって引き込まれる」と言い、
「とても共感できます」と、思い入れも強い様子でした。

キャスト

  • 松方弘子:菅野美穂さん。
  • 梅宮龍彦:伊武雅刀さん。
  • 成田君男:沢村一樹さん。
  • 菅原文哉:津田寛治さん。
  • 小林明久:荒川良々さん。
  • 渚マユ:平山あや さん。
  • 梶舞子:吉瀬美智子さん。
  • 田中邦男:速水もこみち さん。
  • 堂島保:野仲イサオさん。
  • 山城新二:吉沢悠さん。
  • 荒木雅美:佐田真由美さん。

主題歌

5人組バンド・UVERworld(ウーバーワールド)が、菅野美穂さん主演の日テレ系ドラマ「働きマン」の主題歌を歌うことになりました。
曲名は、「浮世CROSSING」です。

もともと原作漫画のファンだったボーカル・TAKUYA∞さんが、作詞を手掛けました。

就職経験があるギターの克哉さんは、
「個性を持って社会に出て、他の人が気になると思うけど『ありのままの自分でいい』という曲」、
そのように語りました。

ある女性の感想

働く女性ここで、昔、自称「働きマン」だったという「ある女性の感想」を、ご紹介したいと思います。働きマンの漫画を読んでの感想となります。

私も昔は、今でいう働きマンでした。
キャリア女子なら、たぶん一度は通る道だと思います。
有名企業の総合職とかには、働きマン率が高いと思います。

そして責任感が強い方だと、働きマンに「はまりすぎる」ので注意してください(笑)。
ただし働きマンは、三十路になるまでにリアルに将来を考えてないと、大変な目にあう確立が高いです……。

やはり三十路を超えると、体力でもメンタルな部分でも、かなり弱くなる。
バリバリのキャリアウーマンでも、やはり支えは必要です。
仕事だけに執着せず、松方のように恋にも目を向けていなければ、女としての魅力も半減するんじゃないかな?

女の子が、女を捨てているから働き「マン」。男性に対しては、わざわざ「マン」と強調しないでしょう。
しかしながら働きマンは、時に仕事のためなら、女の武器を「ためらいなく使ったり」もする。これができるのが、女の特権ですね。

働きマンは、ただ仕事をしてればいいって話ではない。
仕事のスキルだけじゃなく、女としてのスキルも底上げしておかないとね。
自称働きマンな私は「この漫画」を見て、もう一度、自分の身辺を見直そうと思いました(笑)。

以上、感想でした。いま一生懸命に働いている女性の方には、共感できる部分があったと思います。



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