長寿アニメのサザエさん

魚をくわえた猫

お魚くわえたドラ猫

「サザエさん」と聞けば、長谷川町子さん原作の漫画よりも、アニメのほうを思い浮かべる人が多いかもしれません。

1969年10月5日から始まった「アニメのサザエさん」は、世界で一番長寿なアニメ番組と言われています。

「サザエさん」の声優

長い間続いているにもかかわらず、主要キャストである「サザエさん」や「タラちゃん」、「波平さん」などは、ずっと同じ方が演じています(2009年当時)。大御所の声優が、長い間、現役で演じ続けているということは凄いことです。

しかし中にはカツオ役などのように、今までに二度、三度とキャストが変わっている役もあります。
初代のカツオは、「ドラえもん」の声を演じていたことで有名な大山のぶ代さんでした。番組開始3ヶ月ほどで降板したそうです。知らない方が多いでしょう。

やむを得ない理由で、代役を立てた事もありました。
2009年の6月に、「サザエさん」の母親であるフネの声優を務める麻生美代子さんが急病のため、一度代役を立てました。
急病で休まれたフネ役の麻生美代子さんは、当時80歳を超えていました。体調不良もやむを得ないと言えます。

なお、サザエ役の「加藤みどり」さんやタラちゃん役の貴家 堂子(さすが たかこ)さんも70歳近いです。

映像メディアは、ありません

ところで「サザエさん」は、放送開始から現在まで(2009年当時)、ビデオやDVDという映像メディアになったことが一度もない作品です。
これは、遺族の意向ということだそうです。映像メディアがないことより、基本的にテレビ放送で「サザエさん」のアニメ作品を見ることになります。よって今後もずっと日曜日の夕方に、「サザエさん」の放送を続けてほしいと願っている人は多いでしょう。