携帯テレビで視聴、ワンセグ地デジ放送

地上デジタル放送のワンセグ

ワンセグは、地上デジタル放送のサービスの一つです。これは携帯端末などの移動体で利用できる地上デジタル放送のことです。

２００６年４月１日の１１時から、東京都・大阪市・名古屋市などの大都市を始めとする２９都府県で、開始されました。
そして２００６年１２月１日には４３県の全ての県庁所在地で、放送が開始しました。
２００７年では「ほとんどの放送局」で、ワンセグの放送が実施されるようになりました。

ワンセグ放送の番組内容は、「家庭向け」の地上デジタル放送と同じです。同じなのですが、ワンセグだけのデータ放送サービスも利用できます。
また、通信機能を利用すると、番組のクイズに参加したりプレゼントに応募したりもできます。

ワンセグのデータ放送には、番組と関係がない「非連動データ放送」と、番組と関係がある「連動データ放送」があります。

例えば非連動データ放送では、「最新のニュース」や「天気予報」「占い」などが表示されます。
それに対して連動データ放送では、放送中の番組に出演しているタレントの情報や、プロ野球中継ではスコアや打順などが表示されます。

なお、ワンセグを利用できる機器には、ワンセグ対応の携帯テレビやスマートフォンなどがあります。

ワンセグ対応の携帯テレビ

ワンセグ対応の携帯テレビなら、いつでもどこでもテレビ番組を視聴できます。画面がちょっと大きい機種や、デザインが個性的な機種など、様々な携帯テレビが登場しています。

防水機能が付いているワンセグテレビもあったりします。防水機能によって水がテレビ本体にかかっても、内部に水が入りません。濡れても壊れずに使用できます。
よって、お風呂場でも使えます。入浴中にテレビを見たい時、ワンセグテレビはまるでポータブル防水テレビのように使えます。

ワンセグ対応スマートフォン

ちなみにスマートフォンを選ぶ際、ワンセグを視聴できる端末を選ぶ人がいると聞きました。外出先でワンセグ放送を視聴できる事は、やはり便利なのでしょう。

いま持っているスマートフォンがワンセグに対応しているかどうかについては、インターネットで調べるとわかるでしょう。「機種の名称」と「ワンセグ対応というキーワード」を組み合わせて検索したら、すぐにわかると思います。

スマートフォンでワンセグを見る場合、データ放送とテレビ番組の視聴については、電話代やパケット通信費などは不要です。放送波を受信しているからです。
ただし通信経由で情報を取得する場合や、ユーザーの操作によって双方向サービスを利用する場合については、パケット通信費が掛かることがあります。