重曹を使って電子レンジを掃除する方法
電子レンジの汚れ
電子レンジの中は、食品が飛び散ったりして雑菌が繁殖しやすいです。なので、こまめに掃除する必要があります。
でも、電子レンジの中の掃除は結構面倒なので、後回しになりがちです。
電子レンジと言えば、掃除が楽な「庫内フラット型のレンジ」が人気の様です。
しかしこんな良い製品でも、以下のようなトラブルが発生しています。
- こぼれた汁を放置した結果、それが焦げて茶色くなって「こびりついて」しまった。
- レンジの力が、こぼれた汁の温度がある部分に分散する事で、温めたい食品を効率良く温められなかった。
「レンジの汚れ」は、以上の事のような「思わぬ性能ダウン・効率ダウン」を招いてしまいます。
電子レンジの掃除方法
電子レンジは、家庭において毎日使われている調理家電と言えます。ですが、あまり掃除されていない物とも言われています。掃除したと言っても、中央の皿を拭く程度の掃除が多いようです。
実際のところ電子レンジの内部は、かなり汚れています。食材のニオイが付いていたり、蒸気による水垢が発生していたりします。食材を温めている時に吹きこぼれてしまい、汚れてしまう事もあります。
見た目には、そんなに「汚れていない感じ」がするかもしれません。だけど「電子レンジの汚れ」は、意外と見えない部分にあるようです。
拭き掃除
電子レンジの掃除で、よくある方法に拭き掃除があります。
- まず、温める物を乗せる皿などを取り外します。
- 布に中性洗剤を付けて、電子レンジの庫内を拭き掃除します。
- 終わったら乾拭きをして、取り外した皿などを元に戻します。
- なお、取り外した皿なども、拭き掃除しておきましょう。
あと、電子レンジを掃除する際は、電源を必ず抜いておきます。安全のため、電気が切れた状態で拭き掃除するようにしてください。
重曹を使う方法
例え面倒くさがりな主婦でも簡単に出来る、重曹を用いた掃除方法があります。
- 耐熱容器に重曹と水を入れて、レンジで2分ほど加熱します。
- 重曹を含んだ蒸気で「汚れ」を浮かして、その蒸気と一緒に「汚れを落とす」という方法になります。
なお、蒸気が庫内に行き渡った後、10分ほど放置したほうが良いそうです。 - その後、キッチンペーパーやボロ布で綺麗に拭き取ります。
「焦げて茶色くなった汚れ」は、上の手順だけでは落ちない事があるようです。
その場合は、少量の水で重曹を練った物を焦げ部分に塗って加熱して、その後、傷がつかないような物で擦ると良いかもしれません。
「汚れ」は大敵ですが、傷つけるのは「もっと大敵」です。なので「こびりついた汚れ」を、無理して一気に取り除こうとしない事が大事です。
なお、この時に使った「重曹を含んだ水」は、キッチン周辺を磨く事に再利用できます。捨てる前に使いましょう。