少しでも改善してあげたい「赤ちゃんの肌荒れ」
デリケートな「赤ちゃんの肌」
赤ちゃんの肌は、とてもデリケートと言えます。赤ちゃんの「皮膚の厚さ」は、大人の約半分なんて言われています。皮膚自体の保護機能も未発達であり、とてもデリケートです。
そんな状況なので、赤ちゃんの肌着や洋服においては、生地の材質に注意する必要があります。「生地の肌触り」が、赤ちゃんにとって優しいかどうか確認する必要があります。
そして、赤ちゃんの肌に触れる衣類やタオルは、出来るだけ柔らかい物を使いましょう。もちろん、清潔な物を使ってください。
赤ちゃんの肌荒れ
赤ちゃんの肌は、薄くて繊細です。なので、「よだれ」や「汗」「衣類のこすれ」という些細な事で、「肌荒れ」を起こしてしまいます。
赤ちゃんによく見られる「肌荒れ」には、次のような症状があります。
おむつかぶれ
「おむつ」でむれた際に肌が傷ついたため、お尻の肌が赤くなってただれたり、ブツブツができたりします。さらに、「おしっこ」や「うんち」のために「お尻」を拭いた時、その摩擦で「かぶれ」が発症します。
「おむつかぶれ」を防ぐには、「おむつ」を清潔に保つようにします。沐浴の際は、優しく「お尻の汚れ」を落としてあげましょう。
乳児湿疹
赤いブツブツした湿疹が、顔などにできる症状です。時には、黄色の「かさぶたみたいな湿疹」ができたりもします。ですが、その湿疹の多くは自然と治ります。
発症する時期は、特に決まっていません。生後2、3週間から2ヶ月位の時期に、よく発症します。
症状を改善させるには、沐浴する時に優しく患部を洗ってあげて、清潔にしてあげましょう。
かかりつけ医に相談しましょう
赤ちゃんは自分の「肌荒れ」について、うまくしゃべれません。なので「かゆいのか」「痛いのか」、伝える事もできません。赤ちゃんの肌はデリケートなので、市販の薬をいきなり塗る訳にもいきません。
「赤ちゃんの肌荒れ」については、かかりつけの医者に診てもらい、適切に治療してもらうほうが安心できるでしょう。