外気の乾燥や肌の老化など、乾燥肌の原因
私は、なぜ乾燥肌になってしまったのでしょうか?
乾燥肌の原因を知りたいです。
乾燥肌の原因には、以下のものがあります。
- 外気が乾燥しているため。
- 肌が老化したため。角質層や皮脂膜が老化したため。
- 肌の健康維持に必要な栄養が不足したため。
乾燥肌の原因がわかれば、正しく対策できます。
よって、乾燥肌を改善できる可能性があります。
外気の乾燥や肌の老化など、乾燥肌の原因

寒い時期から春先まで、カサカサお肌に悩む人が多くなります。
乾燥肌の原因として考えられる事を、以下に書きます。
- 気温・湿度のため。
- 老化(加齢)のため。
- 新陳代謝能力の低下。
- 体質のため。
- 間違ったスキンケアのため。
- 食事バランスが悪いため。
- ストレスや睡眠不足。
例えば外気の乾燥などにより、皮膚の(表皮の)角質層の脂分(あぶらぶん)が減少します。
そのため「肌の保水力」が低下して、カサカサになってしまいます。
新陳代謝能力の低下では、周期的に肌の入れ替わりが行なわれなくなります。
そうなると、古い角質が剥がれ落ちて新しい肌が出てきません。
その古い角質が、付着したままになってしまいます。これでは、肌がカサカサな状態になります。
ストレスや睡眠不足・疲労により、血液循環が悪くなってしまった場合も、「肌荒れ」を起してしまいます。
水分が肌から蒸発してゆく、外気の乾燥
例え肌が水分を持っていても、外の空気が乾燥していたら、水分が肌からドンドン蒸発してしまいます。
日常生活において、肌からの水分蒸発による乾燥を実感する場面があります。
例えばエアコンで暖房されている部屋にいると、「腕」や「肩の辺り」が「かゆくなってしまう」ことがあります。
これは肌の水分が少なくなり、肌が乾燥している可能性があります。
「赤ちゃん」や「子ども」は大人に比べて皮膚が薄いので、肌が荒れやすいです。
特に赤ちゃんは肌の脂分が少ないので、乾燥しやすいです。なので、室内の温度にも注意しましょう。
肌の保湿成分が減少する、加齢

乾燥した肌の状態を見れば、肌の年齢がわかるとも言われています。
つまり、年齢とともに乾燥肌は進行すると言えます。
成長期を過ぎた20歳代をピークに、保湿成分や皮脂がどんどん減っていきます。そして乾燥肌気味になっていきます。
30歳を過ぎた頃から「お肌の曲がり角」と言われるのは、このためかもしれません。
保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸は、加齢とともに減少することが知られています。
保湿成分の減少が、乾燥肌につながります。
肌の水分蒸発を防いでいる角質層の衰え

乾燥肌は、以下の衰えによっても起こります。
- 肌の水分蒸発を防いでいる角質層の衰え
- 角質層を保護している皮脂膜の分泌が衰えること
これらの「衰え」によって肌は乾燥して、体全体の水分量が低下します。
肌の新陳代謝が衰えてきたら、大事と言える「肌の保湿ケア」
一般的には20歳から25歳位までをピークにして、体の水分量が減少して、「肌の新陳代謝の衰え」が出てきます。
肌の新陳代謝が衰えてきたら、毎日しっかりと保湿ケアをする必要があります。
そうしないと、肌の水分バランスが壊れて、カサカサになってしまいます。
入浴した後や洗顔した後、水仕事をした後では、すぐに(可能なら3分以内に)化粧水や乳液、クリームなどを付けて保湿ケアしてください。
そして肌を保護しましょう。
なお、乾燥肌の原因としては、「生まれつき」の皮膚の丈夫さ具合も原因として考えられるかもしれません。
生まれつき皮膚が弱い場合、適切に保湿ケアすることが大事です。
皮膚の保水力と関係がある、コラーゲンやヒアルロン酸の不足
乾燥肌では、様々な成分が不足しているようです。
不足している成分の中でも、コラーゲンやヒアルロン酸は重要な成分となります。
皮膚の真皮部分では、保水力の高いヒアルロン酸などが、コラーゲンの隙間を「埋めるかたち」になっています。
もしもコラーゲンが減ってくると、真皮の容積が小さくなります。
するとヒアルロン酸も減ってしまい、真皮中の水分量も減ります。
そうなると「肌の張り」が失われて、カサカサ肌になってゆきます。
カサカサな肌になって老けた印象にならないためにも、食事からコラーゲンなど、肌に良い成分を取るようにしてください。
コラーゲンは、私たちの体内の「あらゆる部分」に含まれているタンパク質の一種です。
以下の部分に、含まれています。
- 皮膚
- 爪
- 筋肉
- 血管
- 目
- 髪
- 骨
- 歯
もしもこのコラーゲンが不足すると、乾燥肌だけでなくて「しみ」「シワ」、さらには「関節痛」の原因にまでなります。
乾燥肌対策として、生活習慣を改善して肌を元気にしましょう
もしも乾燥肌の原因がわかれば、正しく対策できると思います。
ぜひ対策してください。
さらに生活習慣を改善して、肌に良い栄養を取ったり、充分な睡眠を取ったりしましょう。
きっと「肌が元気になる」と思います。
乾燥肌は、単に肌がカサカサするだけ、そう思ってる方も多いと思います。
しかし時には、湿疹の原因となったりするそうです。
乾燥肌になると、皮膚の表面を保護していた皮脂膜が破れた状態になったりします。
そして皮膚の内側に、外部から刺激物質が侵入したりします。その侵入した物質によって、湿疹が発生したりするそうです。
そんな皮膚の症状を防ぐためにも、肌を元気にしてください。