ネットワーク機能を使ったデータ管理

あるエリアで複数のパソコンがLAN接続されているなら、ネットワーク機能を使ったデータ管理を考えても良いでしょう。

ハードディスク装置

ハードディスク装置のイメージ画像

職場や自宅などで、2台以上のパソコンから同じファイルを使用したい時があります。例えばデータの運用方針として、原本のデータをネットワークのハードディスク装置内に保管する、という場合です。
このような時には、ネットワーク接続型の補助記憶装置、例えば「ネットワークに接続できるハードディスク装置」を導入すると便利です。そうすれば、複数台のパソコンから同じファイルを使用できます。

このようにデータ管理をすれば、データのバックアップ作業もやりやすくなります。原本のデータに対するバックアップ作業を一元化できるからです。ネットワークに接続されたハードディスク装置だけを、バックアップの対象にすれば良いからです。

原本のデータだけをバックアップすれば良いという方針なら、各ユーザーが使っているパソコン内にあるデータについては、バックアップしなくて良いです。原本のデータではないからです。ユーザーが別途更新中のデータとして、各ユーザーがそれぞれバックアップすれば良いでしょう。

ちなみに、独立したハードディスク装置をLANに接続する場合、当然、そのハードディスク装置は自分のパソコン本体の中にある訳ではありません。ですが、自分のパソコン本体のハードディスクと同じように使用できます。
なお、自分のパソコン本体のハードディスクをネットワークに対して公開することもできます。ただしその場合、パソコン本体の電源が付いている時だけ、その公開されたハードディスクを利用できることになります。

普段から繰り返して、ネットワーク上のハードディスクドライブを使用するなら、そのショートカットをデスクトップ上に作成しておくと便利です。
OSのネットワークコンピューターの一覧機能より、LAN接続されたハードディスクが見つかると思います。そのハードディスク本体や、ハードディスク内のフォルダに対して、ショートカットを作成します。こうしておけば、簡単にネットワーク上のハードディスク装置を利用できて便利です。