個人宛てメールをパソコンに保存できるメールソフト

個人宛てメールをメールソフトで使用

メールソフトに関する個人的な話題になりますが、ここ数年間、ウェブメールのみを使っていたのですが、再びデスクトップパソコン上でメールソフトも使うようにしました。

メールソフト

選んだメールソフトは、無料メールソフトのサンダーバード(Thunderbird)です。このサンダーバードには、アーカイブ機能というG-mailと同等の機能がありました。なので、とても使いやすいと思いました。

個人宛てのメールをメールソフトで受信するようにした理由は、個人宛てのメールを自分のパソコン内に保存しておきたいと思ったからです。
理屈による理由というよりも、好み(好き嫌い)による理由と言えます。

ウェブメールとメールソフトの使いわけ

「ウェブメールとメールソフトの使いわけ」については、個人宛てのメール、例えば個人情報(氏名や住所、電話番号など)を登録したサービスからのメールについては、メールソフトで受け取る。
メールマガジンなど匿名で利用できるサービスからのメールについては、ウェブメールで受け取る。
以上のような「使い分け」を考えています(2014年から2018年当時)。

※このように使い分けるには、メールアドレスが2つ必要でしょう。例えば、「個人宛てメールアドレス」と「メールマガジン用のメールアドレス」の2つです。
ただ1つのメールアドレスだけを使う場合は、主にメールソフトを使うという使い方になるでしょう。

メールマガジンをウェブメールで受信する理由は、メールマガジンを自分のパソコンで保存しておきたいと、あんまり思わないからです。

メールマガジンの内容には、「当たり外れ」があります。だけどウェブメールなら、そんなことを気にせずに、とりあえず全てのメールマガジンを保存しておけます。
必要か不要か曖昧だけれども、とりあえず保存しておくという使い方をしたい場合、ウェブメールのディスク領域は便利だと思いました。

※2019年以降、インターネットプロバイダーを解約して大容量レンタルSIMを使うようにしたため、プロバイダーのメールアドレスを利用できなくなりました。そのため、ただ1つのメールアドレスであるウェブメールのアドレスだけを、使うことになりました。

よってウェブメールとメールソフトを、ハッキリと使い分ける理由がなくなりました。パソコンではメールソフトを使い、スマートフォンではウェブメールのアプリを使う、という感じになりました。

削除したメールの復元

ところでメールソフトで受信したメールを削除した時、データ復旧できるでしょうか?

それぞれのメールソフトによりますが、削除したメールは「削除済みアイテム」として保存されています。または、メールソフト内の「ごみ箱」に、保存されている場合もあります。
このようにメールを「削除済みアイテム」の中に移動しただけなら、メールのデータ復旧は簡単です。削除したデータを「受信トレイ」に復元すれば、データ復旧できます。

ちなみに「削除済みアイテム」を空にしてしまった場合は、どうでしょうか?
この場合では、メールデータがパソコン上から削除された状態になっていると思います。なので、市販のデータ復旧ソフトを使うなどして、メールを復元することになります。

ただし、メールサーバ側にメールが残されているなら、再び受信すればメールを復元できます。メールサーバ上にメールを残すようにするためには、事前にメールソフトでそうするように設定しておく必要があります。

メールサーバ上にメールを残す期間については、メールソフトで指定できたりします。
例えばメールを受信する際、
「受信済みのメールにおいて、○○日間経過したメールだけ、メールサーバ上から削除する」
と設定できたりします。

例えば3日間と指定した場合、受信済みのメールが、サーバ上に3日間保存されることになります。

メールデータの移行

メールソフトを主に使う場合では、そのメールの「取り扱い」が問題になったりします。特にパソコンを買い換えた時など、古いパソコンから新しいパソコンへ上手にメールソフトのデータを移行させる必要があります。

メールソフトのデータとしては、送受信したメール文や、宛先メールアドレスを管理しているアドレス帳などがあります。これらのデータ全てを、新しいパソコンに移行させることになります。

一応ほとんどのメールソフトにおいて、データの「出力」と「取り込み」がサポートされているようです。そして別のメールソフトからも、送受信メールを取り込めたりできます。

データの形式は、そのメールソフト独自のフォーマットだったりします。しかし、有名なメールソフトにおいては、「データのやりとり」は可能だったりします。
アドレス帳に関しては、CSV形式で保存できたりします。CSV形式のような一般的な形式なら、ほとんどのメールソフトで取り扱えるでしょう。

メール振り分け機能

主なメールソフトには、メール振り分け機能があります。この振り分け機能を利用すれば、例えばベイズ理論を使ってスパムメールを自動的に振り分けることができます。

もしも振り分け機能が間違ってメールを振り分けた場合、ユーザーがメールの振り分け方を教えることができます。ユーザがどんどん教えてゆくと、どんどん賢くメールを振り分けるようになります。

このメール振り分け機能を活用すれば、迷惑メール対策として使えます。