治癒を得られると言われているクリスタルヒーリング

水晶のヒーリングパワー

パワーストーンは、遠い昔から用いられてきました。とても長い歴史があります。
昔から多くの民族において、宝石や稀石には「特別な力がある」と信じられてきました。例えばアステカ文明やマヤ文明では、呪術の道具として「ヒスイ」を使っていました。

1980年代の初めに、宝石のパワーに関する考え方が、アメリカで起こった「ニューエイジ運動」に取り入れられました。そして石が持っているヒーリング効果について、その解釈が行なわれるようになりました。

この時「水晶」のヒーリングパワーが、特に大きいと注目されました。

その効果が解き明かされて、「クリスタルパワー」という言葉を聞くようになりました。

以上の事が、1980年代の後期から1990年代の前期に、占星術者によって日本に紹介されました。そして日本でも「パワーストーン・ブーム」が起きました。宝石類が割安な価格で登場しました。
その後、そのブームは収束しました。ですが2000年頃から「石の浄化」について注目が集まり、再びパワーストーンのブームが来ました。

水晶

クリスタル

水晶と言ったら、やはりパワーストーンのイメージが強いかもしれません。アクセサリーにおいては、クリスタルという呼び方のほうが「馴染み」があるかもしれません。
水晶は、石英とも呼ばれています。ちなみに大きな結晶の石英のことを、水晶やクリスタルとも呼んでいます。昔では「玻璃(はり)」と呼ばれて、貴重な物とされていました。
細かい事を気にしなければ、水晶とクリスタルと石英は、おんなじような物と言えるでしょう。例えば、見た目が透明な石英を水晶と言ったりしています。

パワーストーンのクリスタルは、パワーストーンの中でも代表的な物と言えます。二酸化ケイ素の結晶によってできた鉱物です。美しい六角柱の自形結晶を、形成することが多いです。

水晶は生きている鉱物と言われています。なぜなら長い年月をかけて、少しずつ美しい六角形の姿を成長させていると言えるからです。
パワーストーンの分野では、水晶には空間に存在するや人間の感情コントロールできる働きがある、と言われています。

クリスタルヒーリング

クリスタルヒーリングとは、

水晶(クリスタル)が持つ色と光の周波数を使って行なうヒーリングです。

クリスタルを用いたヒーリングは1万年以上前から行なわれていた、と言われます。

クリスタルは安定した周波数を持っていて、この「輝き」がヒーラーの施術を効果的にするようです。クリスタルが持つ色や波長、エネルギーが私たちの持つオーラと一体になり、クリスタルの統一性が宇宙の調和と一体になる、ということです。

やり方

具体的な施術としては、患者はベッドに横になり、患者の周りにクリスタルを置いてゆきます。
患者さんの手に、クリスタルを握らせたりすることもあるようです。
クリスタルは、チャクラと呼ばれる場所におくようです。

これらのクリスタルとともに深くリラックスすることで、自然な治癒を得られるということのようです。
必要に応じては、治療者が患者に対して誘導瞑想を行ない、過去の障害に対してヒーリングを実施することもあるようです。その際、特に無理なことを行ないません。

なお、クリスタルにも色々な種類があり、その人の状態に合う石を使うことがあるようです。