美味しい「ご飯の炊き方」
ご飯の炊き方
毎日ご飯を食べている方は多い、と思います。そんな身近な食品である「ご飯」の美味しい炊き方を、ご存知でしょうか。
ご飯の炊き方は、料理の基本と言えます。日本人の主食である白い「ご飯」を美味しく炊く事は、多くの料理において大切な事と言えます。
料理の初心者で、これから色々なレシピに挑戦しようと思っている方も、まずは美味しい「ご飯の炊き方」を知っておきましょう。
材料
- 米…3合(180ml × 3)。
- 水…620mlから650ml。
炊飯器で「ご飯」を炊く手順
- ボウル(または米とぎ用のボウル)に、米を入れます。
水を注いでかき混ぜて、最初の水をすぐに捨てます。 - 少量の水を注いで、「手のひら」の付け根辺りで押しながら、米同士をこすり合わせるようにします。きゅっきゅっと、音がするような感じで押します。
- 水を注いで、混ぜ水を捨てます。
- (2)から(3)の手順を、3回から4回ほど繰り返します。
なお、水が完全に透明になるまで、米を研ぐ必要はありません。 - 洗った米を「ざる」に上げて、30分ほど水を切ります。
- 炊飯器に(5)の米を入れて、炊飯器の目盛を目安に水を注ぎます。
水の量については、希望する「ご飯の硬さ」に合わせて加減してください。 - 炊飯器のスイッチを入れます。
- 「蒸らし」が終了して炊飯器の合図が出たら、ふたを開けて、底から返して混ぜます。
全体をほぐして、余分な蒸気を逃がします。
これで出来上がりです。
ちなみに、ご飯物のレシピに「米○合」と分量が示してあります。ですがこの「合」は、古い計量の単位です。炊飯用のカップは、一般的な計量カップと容量が違います。炊飯用カップは、1杯で180mlになっています。
美味しい「ご飯」を炊くコツ
以下に美味しい「ご飯」を炊くコツを、ご紹介したいと思います。
まず最初に、お釜などの容器に「お米」を入れます。
そして水を入れて、すぐにその水を捨てます。すぐに水を捨てるという点が、ポイントになります。なぜなら「お米」は、短時間に水を吸い始めるからです。
次に、リズミカルに素早く「お米」を研ぎます。
この時、力を入れ過ぎてはいけません。優しく「お米」を洗ってください。
お釜に水を入れて、お米を2回だけ研ぐ場合、3回目の作業については、お米を研ぐ必要ありません。水を捨てるだけにします。
その後、お米を水に浸ける時間は、約1時間ほど浸けておきます。
そうすることで、お米の中心まで水分が行き渡ります。これは「ふっくらしたご飯」を炊き上げるのに役立ちます。
ご飯の炊き加減は、昔の言い方で言うと「始めちょろちょろ、なかパッパ。赤子泣いても蓋取るな」という炊き方になります。
ですが現在では、炊飯器の機能が高機能になっています。炊飯器に任せておくと良いです。
炊き上がった「ご飯」は、しばらくの間、蒸しておくと良いです。
以上のコツを守ることで、ご飯が美味しくなると思います。
美味しい「ご飯」を意識しましょう
ところでたまにですが、「お米」や「ご飯」の魅力を紹介するイベントが開催されていたりします。
よく聞くのは、料理人たちによる「お米を使った料理教室」です。ときには有名な一流シェフが料理教室を開催することもあり、美味しい「ご飯料理の作り方」を学べたりします。さらに、一流シェフが作った「ご飯料理」を堪能できたりします。
このような料理教室に参加するなどして、美味しい「ご飯」をぜひ体験してください。ご飯に対する意識が高くなれば、ご自身でも美味しい「ご飯」を炊けるようになる、と思います。