正常動作のWindowsシステムに復元する方法

「システムの復元」機能

元に戻すWindows OSには、「システムの復元」という機能があります。
この機能はレジストリを始め、アプリケーションソフトのインストールやドライバのアップデートに関する履歴を、記録しています。

Windowsに対して、不適切なアプリケーションソフトをインストールしたり、ドライバをアップデートしたりして、Windowsが起動しなくなった場合があります。
そのような場合、「システムの復元」という機能を使用することによって、Windowsを以前の正常な状態に復元できることがあります。

しかしそうするためには、最初に「作業用Windows」を起動させることが必要となります。「システムの復元」はWindows上で機能するため、まずは作業用Windowsを起動させることが必要です。

動作していた当時に戻れる復元ポイント

パソコンOSの復元ポイント作成機能は、いざという時に「ありがたみ」がわかる機能だと思います。

アプリケーションソフトをインストールする際、復元ポイントを作成する処理が開始されたりします。そんな復元ポイント作成の処理を「時間が掛かって面倒だなぁ」と思ったりすることもあります。ですが、そのアプリをインストールしたことでパソコンの調子が悪くなった場合、先程作成した復元ポイントに助けられることになるでしょう。

その復元ポイントに戻せば、パソコンが正しく動いていた状態に復元できるからです。

アプリをインストールしている際、パソコンのOS内部では、アプリケーションソフトのインストールによってどんな設定が変更されたのか、自動的に記録しています。システムの復元機能が「この記録」を参照することで、アプリのインストール前の設定状態に戻せる訳です。

ユーザーが作成できます

復元ポイントは、ユーザーが日付を指定して作成することもできます。例えば毎月1日を復元ポイント作成日と決めて、定期的に復元ポイントを作るという具合です。万が一、突然パソコンが調子悪くなった場合は、とりあえず月初めの状態にパソコンを戻せます。

調子が良い時は「不要な仕組み」ですが、問題が起きた時は、とても「頼りになる仕組み」だと思います。復元ポイントを使いこなしつつ、毎日パソコンを使うと良いでしょう。

以前のレジストリに戻す方法

Windowsが起動しなくなってしまった時に、解決する方法の一つに、直前のレジストリに戻すという方法があります。これは、セーフモードでWindowsが起動しなかった場合に試してみるトラブルシューティングの一つです。
例えばWindows XPでは、「前回正常に起動した時のレジストリ」が、別のフォルダに保存されています。その保存されているレジストリの状態に戻すことによって、復元できます。

レジストリを復元する「やり方」は、新しいアプリケーションソフトをインストールしたら起動しなくなった場合や、周辺機器のドライバをアップデートしたら起動しなくなった場合などで、効果を期待できます。
なぜならレジストリを操作してWindowsが起動できなくなった場合は、その方法でWindowsが正常に起動できるようになる可能性が高いからです。

セーフモードで起動

Windows OSが起動しない場合、セーフモードにて起動してみましょう。そして可能な限り、正常に動作していた時の設定に戻します。異常動作の原因と疑われるアプリケーションソフトがあるなら、アンインストールしてみます。

なお、セーフモードで起動するだけで、自動的に設定が復元されてトラブルが解決される場合もあるそうです。もしそうなら、パソコンが起動しないというトラブルを、自動的に解決できる方法と言えます。

どうにもならない場合は再インストール

Windowsを再インストールする際、結構時間が掛かる場合があります。丸1日掛かってしまった、という人もいるようです。以前のWindows環境(表示方法や操作方法)に戻すのに、手間が掛かることがあるようです。

再インストール中は、そのパソコンを使えません。つまり、そのパソコンで作業できないことになります。なので少しくらいWindowsの動作がおかしくても、そのままにしておく人も多いようです。
ただし、Windowsの起動が不安定になってくると見過ごす訳にはいきません。再インストールして復元することになると思います。