条件を満たして認定された野菜・有機野菜

有機野菜

新鮮な野菜「有機野菜は、美味しいから好きです」
そんな感想を聞いた事がありました。
「美味しい・まずい」は個人の味覚なので、絶対そうであるとは言えません。だけど有機野菜のイメージとして、栄養が豊富で味も美味しいと思っています。

有機野菜と言われる野菜は、汚染されていない土で栽培された野菜のことです。汚染されていない土とは、微生物が土の中で元気に活躍している土という感じです。そんな土で育てられた野菜は、ビタミンCやミネラルが豊富であると言われています。

有機野菜は、飲食店などでも食材として使われています。例えば、有機野菜サラダというメニューがあったりします。本物のオーガニック野菜の「美味しさ」を味わえると、なかなか好評だそうです。

今まで「野菜って美味しくない」と思っていた方は、ぜひ一度、優良な有機野菜を食べてみてください。野菜に対する印象が、180度変わる可能性があるからです。

有機JAS認定

野菜を購入する際、「有機」や「オーガニック」という表示を見かけたことがあると思います。これらの表示は、「有機JASマーク」が付いている農産物だけが表示できる事になっています。このマークについては、農水省の認定機関が加工業者と生産者を調査して認定することで付けられます。

有機農産物の定義については、日本有機農業研究会によって定められています。大まかに言うと以下のようになります。

  • 生産から消費までの過程を通じて、化学肥料や農薬などの合成化学物質・生物薬剤・放射性物資を使っていない事(ここで言う放射性物資とは、遺伝子組み換えの種子や生産物などのことです)。
  • 地域の資源をできるだけ活用して、自然が元々持っている生産力を尊重した方法で生産した事。

以上の事を守って作られた農産物を、有機農産物と定めています。

さらに、もっと細かい定義もあります。
「種まき」や「植付け前」の2年以上の間、化学肥料や農薬が使われていない事です。
その条件を満たして「土作り」を行なった「畑や田んぼ」で作られた農作物に限って、有機野菜と言えます(詳細は専門家に、お尋ねください)。

基準を満たした野菜

大まかに言うと、

有機野菜と名乗って良い基準をクリアした野菜の事を、有機野菜と言っています。

有機野菜と名乗るには、先程言った有機JAS認定を得る必要があります。その認定は、国が認めた登録認定機関によってなされます。つまり自分勝手に、有機野菜と名乗ることは出来ません(他者から認定される必要があります)。
有機農産物と認定されるには、やはり多大な苦労が必要と言えます。

一般的に、基準を満たした有機野菜は、栄養面や食の安全性において、多量の化学肥料を用いた野菜よりも勝っていると言われています。

しかし若干、気をつけるべき点もあります。例えば微生物が野菜に付きやすいという点です。有機野菜だからこそ、充分に洗浄する必要があります。ちゃんとした企業や販売店なら、丁寧に野菜を洗浄していると思うので、まず問題ないでしょう。

以上のように、きちんと品質管理された有機野菜は、安全な野菜を食べたいと思っている人に対して有効な選択肢の一つ、と言えます。

良い有機野菜の選び方

優良な野菜の選び方として、野菜の育ち方で選ぶ方法があります。
野菜の「栽培方法」「育った土壌(場所)」をチェックして、その野菜の「良し悪し」を見分けます。特に有機野菜を選ぶ際、「野菜の育ち」で判断できる場合が多いそうです。

野菜に限らず「農産物の育ち」をチェックする事は、食べ物に対する理解を深める事に繋がります。ちょっと「大げさ」かもしれませんが、食育にもなると思います。ご自身を始め、「お子様」や「ご両親」などが口にする「食品の生い立ち」を知っておく事は、有意義だと思います。

さらに野菜を育てた生産者について知る事も、大事と言えます。苦労して野菜を育てた生産者の顔を見れば、野菜に対して「より一層」愛着を感じる事でしょう。

念のため調べましょう

色々と言いましたが、有機野菜という名称から受けるイメージだけを信じてはいけません。実物の「野菜の良し悪し」を確認しておくほうが安心できる、という事です。
野菜は、サラダなどで生のまま食べたりする食材です。念のため、気をつけましょう。

基本的に、有機野菜は安全と言えます。ですが、100%安全な野菜とは言えないようです。世の中「全ての人たち」にとって、有機野菜は安全であるとは言えません。

有機野菜の栽培では、JASが認定した農薬の使用が認められています。肥料として動物性の糞尿が使われていたりします。例えばですが、もしも動物のエサに問題があると、その糞尿にも問題があると言えます。
だからと言って、必ず危険という訳ではありません。ですが100%清潔な野菜とは、やはり言えません。

有機野菜の販売業者の中には、良い点・悪い点に関して情報を公開している業者があります。公開された情報をもとに、ある程度安全であるかどうか、ご自身で判断すると良いでしょう。

有機野菜や無農薬野菜は普通の野菜よりも高額であるにも関わらず、人気があります。安心できる野菜を食べたいという「消費者の気持ち」が、これらの野菜を選ぶ「きっかけ」になっているようです。

有機野菜の宅配サービス

有機野菜

有機野菜は、日本各地で栽培されています。ですが「その生産量」は、不足気味かもしれません。今後ますます有機野菜の人気が上がったら、手に入りにくい食材になってしまうかもしれません。

確実に、そして定期的に有機野菜を手に入れたいなら、有機野菜を自宅まで届けてくれる宅配サービスを利用すると良いでしょう。宅配野菜なら、近所で手に入りにくい有機野菜でも取り寄せできると思います。
宅配野菜のサービスにおいては、旬の野菜が宅配されるものもあります。これなら、季節感がある野菜を手に入れられるでしょう。

一般的に宅配サービスでは、「価格の安さ」や「送料無料」という点で選びがちです。確かに「それらの点」は、選ぶ際の判断材料になります。
ですが「野菜そのもの」の品質にも注目して、サービスを選ぶようにしてください。ちなみに宅配する際、保冷箱を使って配送するなど、野菜が傷まないように配慮されているそうです。

野菜の宅配サービスについては、全国展開している大きな業者もあれば、地域限定で配達を行なっている地元密着の業者もあります。どちらが良いとは、一概に言えません。ご自身の利用の仕方に合う業者を、選ぶと良いです。

農家にとっても役立つ宅配野菜

「健康にいい」と言われている有機野菜ですが、それを作るには手間が掛かります。生産者側から考えると、リスクを管理するためにも購入先が決定しているほうが良いそうです。なので有機野菜の宅配による販売は、安定した購入先を確保できる「見込み」があります。そして販売機会も増えるので、農家にとってもメリットを感じられる販売方法と言えます。

「野菜を作る農家」と「販売業者」そして「消費者」、これら三者を繋ぐ宅配サービスは、今後も成長が見込める販売方法だと思いました。
一昔前では、わざわざ通販で野菜という生鮮食品を買うなんて、「馴染み」がなかったと思います。ですが近年では、品質が良くて値段もそんなに高くないので、遠方から野菜を購入する事に「抵抗がなくなっている」ようです。

農家の方々は、より厳選された野菜や安全な無農薬の野菜を取り扱うなど、品質の良い物を提供しようと努力しています。美味しい野菜を定期的に手に入れたい方は、宅配野菜のサービスを利用してみましょう。

経費を削減できる産地直送

野菜を産地から直送するという宅配サービスが増えてきている、と聞きます。
産地直送を行なう理由の一つに、経費の節約があります。野菜の生産者が消費者と直接取引する事は、中間業者がいない分、経費を削減できます。
なお産地直送の場合、農家自身が野菜の安全性検査を行なう事になるでしょう。なので消費者は、生産者である農家を信用して野菜を購入する事になります。

ちなみに経費削減と言えば、消費者から近い地域に住んでいる農家から野菜を買うほうが輸送費を抑えられる、と思います。地元で野菜を直販している農家があれば、ぜひ購入を検討してみてください。お安く野菜が手に入る可能性があるからです。