アロマの仕事で必要、精油のプロフィールの覚え方
アロマ関係の仕事をしたいから、精油のプロフィールと香りを覚えたいです。
- 精油プロフィールの覚え方には、アロマ資格サイトで学ぶという方法があります。
- 精油の香りの覚え方には、紙に香りを染み込ませて覚えるという方法があります。
精油の事を理解したら、アロマの仕事で役立ちます。
アロマ資格サイトで学ぶなど、精油プロフィールの覚え方
アロマの精油プロフィールとは、以下の事をまとめたものです。
- 精油の抽出部位、抽出方法
- 精油の科名
- 精油の香りの特徴
- 精油の主な成分、作用
精油プロフィールを覚えることで、アロマテラピーの効果的な使用法や安全性について、理解できます。
もしも将来、アロマの仕事に就きたい人にとっては、精油のプロフィールを覚える事は、とても必要な事です。
よって、アロマの仕事に就きたい人の中には、自分なりに工夫して精油のプロフィールを覚えている人がいます。
暗記カードを繰り返し見て、精油プロフィールを覚える
アロマの仕事で必要とされる精油の事を暗記するために、受験生みたいに暗記カードに書いて、常に持ち歩いている人がいるそうです。
昔ながらの覚え方ですが、定番の方法と言えます。
この方法は、精油の名称や科名などを記憶するのに有効です。
暗記カードには精油にまつわるイラストも入れると、視覚的にイメージしやすくなります。
アロマテラピー資格のウェブサイトを閲覧して、精油プロフィールを学ぶ
職場などの外出先では、テキストを開いて勉強していると目立ってしまうかもしれません。
出来るなら目立たずに勉強したい、と思うことでしょう。
そんな時は、スマートフォンでアロマテラピー資格のサイトを見て勉強する、という方法は、どうでしょうか。
この方法は、インターネットにアクセスできる場所ならいつでも学習できる、という利点があります。
ウェブサイトによっては、クイズやテストなども用意されている場合があります。
また、子育て中の小さいお子様を持つママの場合、
- テキストを開くと、お子様にグジャグジャにされたりする。
- パソコンを使っていると、お子様がキーボードに触ったりする。
こんな状況では、落ち着いて勉強しにくいです。
こんな時もスマートフォンのほうが、サイトを見やすいです。
ちょっとした隙間の時間などにアロマの勉強をしたい方は、スマートフォンを活用してみましょう。
精油の香りを嗅ぎながら、精油プロフィールを読む
精油プロフィールを読む場合、
精油の香りを嗅ぎながら、精油プロフィールを読んでみましょう。
この方法は、香りと情報を結びつけることで記憶に定着させる効果を期待できます。
香りは、感情や記憶に強く影響します。
よって、香りを嗅ぐことで学習した内容を思い出しやすくなります。
精油プロフィールを、自分の言葉でまとめて書く
学習した精油プロフィールについて、改めて自分の言葉でまとめて書いてみましょう。
この方法は、自分で考えて言語化することで理解度を深める効果があります。
書いたものは他の人に読んでもらって、間違いや理解不足がないか確認するとより良いです。
紙に香りを染み込ませるなど、「精油の香り」の覚え方
それぞれの精油については、まずは芳香浴やアロマバスで試したりして、覚えてみましょう。
紙に精油の香りを染み込ませる
アロマの「精油の香り」を覚える方法の一つに、科名ごとに、紙に香りを染み込ませて覚える、という方法があります。
科名ごとに香りを嗅ぎ分ける事によって、そっくりな香りの「かすかな違い」も判ってきます。
この方法のメリットは、以下のものがあります。
- 紙が安価で手に入りやすいこと。
- 香りが長持ちすること。
デメリットは、以下のものがあります。
- 紙によって、香りが変化する可能性があること。
- 紙の量や染み込ませ方によって、香りの強さが異なること。
綿棒に精油を付けて、鼻の近くに持っていく
紙でなく、綿棒を使って香りを嗅ぐ方法があります。
綿棒に精油を付けて、鼻の近くに持っていく方法です。
この方法のメリットは、以下のものがあります。
- 綿棒が小さくて持ち運びやすく、香りが直接鼻に届くこと。
デメリットは、以下のものがあります。
- 綿棒が乾きやすく、香りがすぐに消えること。
- 綿棒についた精油が肌に触れると、刺激を感じる可能性があること。
ガラス瓶に精油を入れて、蓋を開けて嗅ぐ
香りを嗅ぐ際に、ガラス瓶を活用できます
ガラス瓶に精油を入れて、蓋を開けて嗅ぐ方法です。
この方法のメリットは、以下のものがあります。
- ガラス瓶が、精油の香りを変化させないこと。
- 瓶の蓋を閉めれば、香りを保存できること。
デメリットは、以下のものがあります。
- ガラス瓶が割れやすく、精油がこぼれる危険性があること。
- 瓶の蓋を開けた時に、香りが一気に広がってしまうこと。
以上のような、精油の香りを嗅ぎ分ける方法があります。
自分にピッタリな方法で、精油を嗅ぎ分ける練習をしてください。
香りがそっくりだから難しい、精油の嗅ぎ分け
アロマテラピー検定の試験では、香りテストがあります。
例えば、アロマテラピー1級試験の香りテストでは、以下の精油が対象となっています。
全部で17種類です(2023年当時)。
- イランイラン
- クラリセージ
- グレープフルーツ
- ジュニパーベリー
- スイートオレンジ
- スイートマージョラム
- ゼラニウム
- ティートリー
- フランキンセンス
- ペパーミント
- ベルガモット
- ユーカリ
- ラベンダー
- レモン
- レモングラス
- ローズマリー
- ローマンカモミール
香りテストでは、エッセンシャルオイルのセットが提示されて、
それぞれの香りを嗅ぎ、一連の選択肢から正しい答えを選択する必要があります。
17種類の精油の中には、香りがそっくりの精油があります。
その嗅ぎ分けは難しい、と言われています。
アロマテラピー検定で多くの受験者が悩む点は、やはり精油の嗅ぎ分けです。
だけど、香りの試験は、これからアロマの仕事をしたい人にとっては大切な分野です。
何とかして、嗅ぎ分けられるようになりましょう。
ところで、試験用の精油を「まとめて購入したい方」は、精油キットを購入すると便利です。
嗅ぎ分けが難しい精油、グレープフルーツとスイートオレンジ
嗅ぎ分けが難しい精油として、グレープフルーツとスイートオレンジがあります。
どちらも果皮を圧搾して精油を取り出すので、かすかな香りから嗅ぎ分ける必要があります。
少し時間を置いて嗅ぐと、香りの違いがわかると思います。
精油の匂いを覚えるのに苦労している人は多い、と言われています。
個人によって香りの感じ方に違いがあり、なかなか匂いを覚えられない、という人もいるようです。
多くの人において、ミカン科とウッド系の「香りの分け方」が難しい、
という意見がありました。
1日に嗅ぐ香りは、2種類ほどに抑えること
なお、一度に多くの香りを嗅ぐと、気分が悪くなるそうです。
1日に2種類から3種類くらいに抑えるほうが、良いかもしれません。