「縄跳び」でダイエット
「縄跳び」で痩せるためには、
飛び方によって、全身の筋肉を鍛えられます。技の組み合わせによって、リズム感や敏しょう性を養えます。飛び続けることによって、心肺機能が向上します。
「縄跳び」をしている方はわかると思いますが、予想以上にハードな運動です。なので「縄跳び」をする前に、ストレッチをしましょう。そうするほうが、怪我を防止できます。
運動と心肺機能
ところで心肺機能が発達している人は、運動しても息切れしにくくて疲れにくいです。その逆に、ちょっと運動すると息切れしてしまう人は、心肺機能が低いと言えるでしょう。このように、運動と心肺機能には深い関係があります。
縄跳び運動を始め、一般的に運動をすると脈拍数が多くなります。
健康な人の場合、一般的に220から「その人の年齢」を引いた数が、上限の脈拍数とされています。高めに考える場合は、210から「年齢の2分の1」を引いた数とされています。
例えば50歳の人なら、一般的には220-50=170、高めでは210-25=185、これらの値が上限の脈拍数となります。
1分間の脈拍数(心拍数)がこれらよりも高くなるような運動は、その人にとって強すぎる運動と考えられます。ダイエット目的で縄跳び運動をする際も、脈拍数が高くなりすぎないように気をつけてください。
ダイエットの効果
毎日30分くらい飛び続けていると、食事制限をしなくても1ヶ月くらいで効果が出てくるでしょう。
個人差がありますが、1ヶ月で5キロ減った方や、3ヶ月で10キロ減った方がいるそうです。
なお「この運動」は、逆に太ってしまう人も出てきます。脂肪燃焼には最適な運動ですが、脂肪が燃焼して筋肉が付いてくると体重が増えることもあります。
さらにダイエットの効果を上げる工夫として、以下のようなものがあります。
カロリー控えめな食事
縄跳び運動は、見た目は簡単な運動に見えます。だけど意外と、消費カロリーが多いそうです。
ですが食事においては、カロリーを抑えた食事を取りましょう。カロリーを抑えながらも、体に必要な栄養素をきちんと取れる食事が望ましいです。
食事に気を配って運動を続けてゆけば、体が少しずつ引き締まってゆくでしょう。そして体の内部でも脂肪が減って、内臓脂肪の量も減ってゆくでしょう。
ウエイト入り縄跳び
縄跳び運動では、必要な器具は「縄跳び」のみです。なので、手軽に始められます。
普通の縄跳び器具でも良いですが、「縄跳び」の手に持つ部分にダンベルが入っている物もあります。
ダンベルのような重りが入っている「縄跳び」は、ダイエット向けと言えます。普通の縄跳び器具よりも、ダンベルが入っている「縄跳び」のほうが痩せる効果を期待できます。