深刻なら専門医に相談、女性ならではの脱毛症

女性特有の脱毛症

専門医以下の症状は、女性特有の脱毛症となります。適切に対処すれば、大きな問題にはならないと思います。ですが「悩み」が深刻な場合は、専門医に相談しましょう。

びまん性脱毛症

頭部全体の髪の毛が薄くなるという、女性に特有の脱毛症です。頭頂部や髪の毛の分け目において、頭皮が透けて見えるようになります。中年以降の女性に多く見られる症状です。

体質的な脱毛症と言えます。
男性型脱毛症の原因と言われているジヒドロテストステロンという物質は、女性の体内にも存在しています。よって男性の場合と同じメカニズムで、女性にも脱毛が起こる場合があります。

その他の原因では、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が変わることで、脱毛が起こる場合があります。分娩後や更年期における脱毛が、それに当たります。
また65歳を過ぎて、老化によって脱毛症が起こることもあります。

分娩後脱毛症

妊婦や出産後の女性に見られる症状です。しばらくの間、抜け毛が増えたり髪の毛が薄くなったりします。ですが産後の半年くらい経つ頃に、そのような薄毛・抜け毛の症状は回復する、と言われています。

出産を経験された女性の多くの方は凄い抜け毛を経験している、と聞いたことがあります。出産経験者の半分以上の方が、そのような抜け毛を経験しているそうです。

この抜け毛には、ちゃんとした理由があることがわかっています。この抜け毛に対して「分娩後脱毛症」という名前も付けられており、女性ホルモンのバランスの変化が原因だそうです。

妊娠中では、女性ホルモンが多く分泌されます。そして髪の毛の寿命が、いつもより長くなるそうです。しかし産後では、女性ホルモンの量は「いつもの量」に戻ります。先程まで寿命が長かった髪の毛が、そのホルモン量の変化によって成長が止まってしまいます。よって抜け毛が多くなってしまうそうです。

以上のように、ある程度、抜け毛の理由がわかっているなら不安も解消できるでしょう。個人差はありますが、出産後「半年から1年くらい」で、髪の毛が以前のように生えてくるそうです。出産という体に負担が掛かる事を行なった訳なので、一時的な抜け毛も仕方がないです。

なお、分娩後脱毛症に対応した薬がある、と聞きます。一時的とは言え、抜け毛が心配という方は、そのような薬を使ってみても良いでしょう。

牽引性脱毛症

その名が示すように、髪を引っ張る事による抜け毛と言えます。長期間にわたってポニーテールをしていると、髪が強く引っ張られた部分が薄毛になったりします。

なお、牽引性脱毛症になっても、髪に負担を掛けない髪型にすれば、ほとんどの場合、自然に治るでしょう。

トリコチロマニア

聞きなれない言葉ですが、日本語で言うと抜毛症のことを言います。
その原因は、ストレスなどによって寝ている間などに無意識に髪の毛を抜いてしまう、という症状です。自分では知らないうちに、髪を抜いてしまいます。学童期の子供に見られる症状とされています。