目に良い栄養素と、その栄養を含む食べ物

「目の疲れ」が気になるから、日ごろの食事で目に良い栄養を取りたいです。

目に良い栄養を含む食べ物を、ご紹介しています。

  • アスタキサンチン:サケ、エビ。
  • アントシアニン:ブルーベリーのサプリメント。
  • DHA:サンマ、サバ。

毎日の食事で「目に良い食べ物」を食べたら、目の健康維持に役立ちます。

目に良い栄養素と、その栄養成分を含んだ食べ物

ここでは目に良い栄養素と、その栄養成分を含んだ食べ物を、ご紹介したいと思います。

参考にしてください。

また、これらの栄養素を含むサプリメントもあります。
食事と同様に、サプリメントによる栄養素の摂取も検討してみましょう。

目の毛様体の疲労を防ぐ、アスタキサンチン

アスタキサンチンは、目に良い成分として重要です。

ビタミンEの約1000倍の抗酸化作用があり、目のピント合わせを行なう毛様体の「疲労」や「衰え」を防ぎます。

活性酸素を抑制することで老化防止に役立つ、とも考えられています。

アスタキサンチンは、魚介類に多く含まれています。

  • イクラ
  • サケ
  • エビ
  • カニ

例えば、これらの魚介類に含まれています。

焼き鮭
焼き鮭

眼精疲労を改善する、アントシアニン

アントシアニンブルーベリーに含まれていて、注目されている栄養素です。

アントシアニンは、眼精疲労の改善に効果があると言われています。

目を酷使すると、視細胞のロドプシンの再合成が上手くいかなくなります。
このアントシアニンは、再合成が上手くいくように促すという補助的な役割をします。

目が疲れにくいなど、期待できるアントシアニンの効果

  • 目が疲れにくい。
  • 目の「かすみ」や「ぼやけ」を軽減する。
  • 視界がクリアになる。

このような効果が挙げられます。

つまり、眼精疲労対策には欠かせない成分と言えます。

ブルーベリーサプリメントなど、アントシアニンを食べ物から摂取する方法

アントシアニンを食品から摂取する方法は、ブルーベリーを直接食べる方法があります。

そうしても良いですが、サプリメントから摂取するほうが簡単です。

現在さまざまなメーカーから、ブルーベリーのサプリメントが発売されています。

ブルーベリー
ブルーベリー

目の細胞膜を柔らかくする、DHA

栄養素のDHAは、血中コレステロールの値を下げて、血液をサラサラにすることで知られています。

そんなDHAは視力を良くする効果もある、と言われています。

人体の中では、目の網膜細胞に最も多く含まれています。細胞膜を柔らかくする効果があります。

もしもDHAが不足すると、視神経の伝達機能が悪くなります。

  • サンマ
  • アジ
  • サバ
  • イワシ

DHAは、これらの青い背の魚青魚)に含まれています。

または、マグロの目の周辺に多く含まれています。

鯖寿司
鯖寿司

目の角膜を正常に保つ、ビタミンB群

ビタミンBは目の角膜を正常に保ったり、「神経の働き」を助けたりする効果があります。

ビタミンBは、以下の食品に含まれています。

  • 豚肉
  • ハム
  • ごま
  • 豆腐
豚肉
豚肉

体内でビタミンAに変換される、βカロテン

βカロテンは、体内でビタミンAに変換されます
ビタミンAは、暗闇での視力維持に効果があると言われています。

βカロテンは、以下の緑黄色野菜に多く含まれています。

  • にんじん
  • かぼちゃ
  • ほうれん草
  • 小松菜
にんじん
にんじん

白内障などの眼病のリスクを低下させる、ルテイン

ルテインは有害な光を吸収したり、白内障などの眼病のリスクを低下させたりするのに、効果的な栄養素です。

このルテインは、強力な抗酸化物質です。
また、水晶体や網膜の中心にある黄斑部を保護する成分でもあります。

このルテインが不足すると、白内障などの眼病が発症しやすくなります。

ルテインは、以下の緑黄色野菜に多く含まれています。

  • ほうれん草
  • かぼちゃ
  • ブロッコリー
ほうれん草
ほうれん草