玄米などの全粒穀物を主食とする食事法、マクロビオティック
健康に良い食事法と言われているマクロビオティックに、ちょっと興味があります。
マクロビオティックは、玄米などの全粒穀物を主食とする食事法です。
日々の食事でマクロビオティックを実践したら、健康維持に役立つ可能性があります。
多くの人にとって価値がある、健康を意識した食生活
無頓着な食生活をしていると、
- 肌荒れを起こしたり、
- 激太りしたり、
- 痩せすぎたりと、
体に悪い影響が出てしまうことがあります。
健康を意識した食生活は、健康にも美容にも良いです。
なので、どんな人でも「やる価値がある」と思います。
玄米などの全粒穀物を主食とするマクロビオティック
食を中心とした健康法の中に、マクロビオティックという方法があります。
マクロビオティックとは、
- 玄米などの全粒穀物
- 野菜や果物
- 豆類や海草
これらの食品を中心とした食事法のことです。
玄米などの全粒穀物(※)を主食とします。
肉や乳製品を、ほとんど使用しません。
※全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ):精白していない穀物のこと。果皮、種皮、胚などを除去していない穀物のこと。
日本語で長寿法という意味、マクロビオティック
このマクロビオティックという言葉については、普段の会話であまり聞くことがない言葉だと思います。
日本語で言うと「長寿法」という意味になります。
この健康法を作った人は、日本人の櫻澤 如一(さくらざわ ゆきかず)さんです。
第二次世界大戦後において、マクロビオティックは、食事療法または食生活法として知られた方法です。
その内容は、食を中心とした健康法の中でも、かなり突き詰めた内容だそうです。
ヨーロッパにおいても、同じような内容の健康法が普及しているそうです。
世界的な健康法になっている、と言えます。
健康に関心がある人に向いている食事法、マクロビオティック
この健康法は、健康や美容にとても効果があるとして、テレビや雑誌などで数多く紹介されました。
モデルやアーティスト、俳優などを始め、様々なジャンルで活躍する人たちが実践していることでも、有名な食事法です。
健康に対する関心が高い人なら、一度はマクロビオティックの内容を理解しておくと良いです。
自分の食生活を改善するヒントが、見つかる可能性があるからです。
マクロビオティックの食事の仕方
マクロビオティックでは、玄米と野菜だけを食べれば良いという訳ではありません。
「食材の組み合わせ」や「調理法のバランス」が、決められています。
なので、それに基づいて調理を行なう必要があります。
食事の仕方によって健康を考えるマクロビオティックでは、野菜は主食の次に食べる食品とされています。
そして理想的には、様々な野菜を食べるのが良いとされているそうです。
野菜を食べる際は、出来るだけ丸ごと食べます。「葉っぱ」や「皮」も、可能な限りいただきます。
おすすめの野菜料理としては、温野菜サラダがあります。野菜を茹でたり蒸したりして、いただく食べ方です。
陰陽論の考え方を取り入れているマクロビオティック
マクロビオティックでは東洋の陰陽論を考慮しており、
温帯地域に住んでいる日本人が熱帯地域を原産とする野菜(食品)を食べないほうが良い、
とされています。
原産が熱帯地域である野菜には、
- トマト
- なす
- アスパラガス
- じゃがいも
などがあります。
これらは、日本人に馴染みのある野菜です。
しかしマクロビオティックでは、おすすめされていない野菜となります。
だけど実際に食べる・食べないについては、個人の判断に任せることになるでしょう。
もしも周りにマクロビオティックに詳しい方がいるなら、相談してみましょう。
何も食べない時間を作るなど、健康維持に大切な「食事の仕方」
健康維持においては、食事の仕方や心の持ち方が大事と言えます。
マクロビオティックの他にも、健康に良い食事法と言われるものは多数あります。
それらの食事法において共通している点に、睡眠前後の約5時間の間、何も食べないようにする、という点があります。
その理由の一つとして、空腹の場合、内臓が消化作業を休むことができて、体内の老廃物の排泄に集中できるからです。
夜眠る際、空腹状態で眠ると、体の中の老廃物をかき集めることができます。
朝起きてしばらく空腹状態を保っておくと、先程かき集めた老廃物を便として排出させやすいです。
健康維持と食事においては、体に良い栄養を取り入れるという内臓を働かせることに注目しがちです。
しかし、何も食べずに内臓を休ませることも健康維持に大切と言えます。
体に良い食品を食べるとともに、内臓を休ませるために食べないことにも気を使いましょう。
マクロビオティックという食事法を行なう場合では、まずはマクロビオティックが推奨する食事の仕方をする、と良いです。
そして参考程度に、内臓を休ませるように気を遣うと良い、と思いました。