証から判断して決める、漢方薬の処方
2021年4月21日
漢方薬を決定する際は、病気の人の体質・体力・抵抗力、病気の進行具合などを示す「証」から、総合的な判断をして決定します。
代表的な「証」には、「虚実(虚証と実証)」「陰陽(陰証と陽証)」「気血水」があります。
例えば、「虚実」は、患者の体質と体力の充実度を示すものです。
医師の指示通りに飲む事・漢方薬の飲み方
2015年9月13日
漢方薬の飲み方については、基本的には医師の指示通りに服用してください。
よく言われている飲み方を、以下に書きます。
漢方薬は、1日分ごとに、生薬を水から弱火で煎じ出します。
煎じた漢方薬については、1日分を2回から3回に分けて、食事と食事の合間に飲みます。
動植物や鉱物を組み合わせた漢方薬
2015年9月13日
漢方薬とは、生薬と呼ばれている、薬効がある動植物や鉱物を「いくつか組み合わせた薬」のことを言います。
生薬を組み合わせた漢方薬は、体全体に作用する薬です。よって、アレルギー性疾患や老人性疾患という全身的な慢性疾患に有効とされています。