実は思い過ごしだった?脱毛症
多くの人たちが悩んでいる脱毛症
現在では「若い人たち」や「中高年」、そして「男性」を始め「女性」まで、様々な人たちが薄毛や脱毛症という「髪の毛の悩み」を抱えています。
薄毛や脱毛症について、どのように治療していくかを考えた場合、いま悩んでいる症状が進行性の脱毛症であるのか、または一時的な症状であるのか、区別する必要があります。
自分を悩ませている脱毛が「どんなタイプ」であるかについて、理解しておきましょう。そうすることで、治療の方法を見つけやすいと思います。
もしも自分で判断できない場合は、髪の専門医に相談すると良いです。
思い過ごしだった・脱毛危惧症
髪の毛が抜ける場合、病気が原因の場合もありますが、「思い過ごし」や「考え過ぎ」の場合もあります。実際に検査してみると、脱毛の治療は必要ないこともあるそうです。
この症状は、脱毛危惧症と言われるものです。精神的な原因による症状なので、カウンセリングで不安を解消できたら、脱毛の症状も改善できるそうです。
男性ホルモンでハゲるという思い過ごし
もう一つ、脱毛症に関する「思い過ごし」の例を、ご紹介したいと思います。
男性ホルモンが多いと「ハゲになる」。
そんな事が、よく言われています。しかしこれは、間違っているそうです。男性ホルモンだけが影響して、ハゲになってしまう事はないとされています。
実は思春期から壮年期にかけて、男性ホルモンは一番に多く分泌されます。
男性ホルモンが多いと「ハゲになる」なら、思春期から壮年期という若い男性は、みんな禿げてしまう事になります。でも実際は、そうではありません。
「医学的な裏付け」は、医学界からの研究発表などを確認する必要がありますが、男性ホルモンの事よりも頭皮を清潔に保つ事に気を配るほうが良い、と言えます。