【まとめ記事】太りにくい体を作る決め手、基礎代謝を上げること
太りにくい体を作るためにどうすればいいか、知りたいです。
基礎代謝を上げる、つまり基礎代謝量を上げることが、太りにくい体を作るのに重要です。
基礎代謝量を上げる方法には、以下のものがあります。
- 運動して筋肉量を増やすこと。
- 入浴して体を温めること。
- カフェインを摂取すること。
実際に基礎代謝量が増えたら、太りにくい体になる、と期待できます。
太りにくい体を作ることで注目される基礎代謝

基礎代謝とは、人間が生命を維持するために必要なエネルギーの活動(生化学反応)のことです。
太りにくい体を作る、基礎代謝量を増やすこと
基礎代謝量とは、生命維持に必要な最小限のエネルギー消費量のことです。
生命維持とは、以下の活動です。
- 心臓の働き
- 口呼吸
- 肝臓や腎臓の働き
- 筋緊張
- 体温維持
この基礎代謝量という言葉については、スタイルが気になる方、ダイエットに励んでいる方なら、何度も耳にしたことがあるでしょう。
なぜなら基礎代謝量、
つまり何もしなくても消費されるエネルギー量を増やすことが、太りにくい体を作るのに重要である、
と言われているからです。
実際のところ、人が消費するエネルギーのうち最も大きな割合を占めるのが基礎代謝量です。約70%を占めています。
体を正常に保つためにエネルギーを消費する、異化作用
基礎代謝は、異化作用の一つです。
異化作用(カタボリズム)とは、細胞を破壊してエネルギーを作ることです。
異化は、次の3種類に分けられます。
- 基礎代謝
- 生活活動代謝
- 食事誘発性熱産生
異化作用では、体を正常化させるためにエネルギーを消費する働きをします。
例えば有酸素運動をしている際、心拍数や体温が上昇し、体はその状態を保ちます。この時、酸素を吸うために呼吸が増えます。
体温上昇や呼吸増加という状態を体が正常に保つために、体は異化作用によって、エネルギーを消費してゆきます。
中年太りで困っているなら、基礎代謝を上げましょう
若い頃と同じ量を食べても、年を取ると太りやすいです。そういう人は多いと思います。
その理由のひとつは、基礎代謝量の減少です。
よって基礎代謝量を増やせば、「中年太り」をある程度防げます。
基礎代謝を上げるには、やはり運動して筋肉量を維持(増加)させることが必要です。
中高年になってからでも、以下のような運動をしてみましょう。
- ダンベル運動
- 腹筋トレーニング
- 背筋トレーニング
- ウォーキング
このような運動をしたほうが、基礎代謝量を維持できると思います。
基礎代謝が上がる、体を温める入浴
実は体が冷えると基礎代謝量が少なくなり、痩せにくい体質になります。
その反対を考えると、体温を上げると基礎代謝量が増えます。
体を温めるということでは、お風呂は良い方法です。
お風呂で体を温めて血行を良くして、「体の冷え」を改善してください。
実際に体温が上がれば、基礎代謝が上がることにつながります。
体を温めて代謝を上げる、岩盤浴ダイエット
岩盤浴は、半身浴や反復浴のような「お風呂」ではありません。
温めた石の上に寝転んで体を温める、お湯のない「お風呂」のことです。
岩盤浴に使われる石は、ただの石ではありません。
温められた石からは、育成光線と呼ばれている遠赤外線が放射されます。
これは体に浸透しやすく、短時間で体の中から温めることができます。
体が温まると代謝が上がります。
基礎代謝量を効率良く増やす、ホットヨガ
ヨガは、「内臓の働き」を良くしてリラックス効果もある、とても健康的な運動です。
また、基礎代謝を高めて、太りにくい体質にする効果もあります。
そんなヨガをやってみたい、だけど自分は体が硬いから無理だと思っている人もいるでしょう。
体が硬い方は、ホットヨガから始めてみてはいかがでしょうか?
高温多湿の室内で行なうホットヨガは、体が硬い人にとても向いています。
暖かい場所で筋肉を伸ばすことで、筋肉に負荷をかけずに柔軟性を高めることができます。
また、通常のヨガよりも汗をかくので、基礎代謝量を効率良く増やすことができます。
基礎代謝量を増やす、カフェインを含むコーヒー
カフェインは、体内で体重を減少させる効果がある、ということがわかっています。
コーヒーには、そんなカフェインが含まれています。
カフェインには、以下の効果を期待できます。
- 基礎代謝量の増加。
- 脳を覚醒させる。
- 眠気を覚ます。
- 集中力を高める。
- 運動能力を向上させる。
ダイエットに挑戦したい方は、カフェインが基礎代謝量に与える影響に注目してみてはいかがでしょうか。
体全体が温まり基礎代謝を上げる、生姜ココア
ダイエット中は、「体の冷え」が禁物です。
なので生姜ココアで、体を温めましょう。
生姜は体を温めると聞いたことがありますが、実はココアも体を温めてくれます。
カカオに含まれているポリフェノールは、血行を促進して「冷え」を改善します。
生姜は上半身を温める、ココアは下半身を温める。
だから、この2つの食品を同時に取ると、体全体が温まるのです。
体が温まることは、基礎代謝を上げる作用を期待できます。