チョコレートの発祥地だった、スペインとチョコレートの話

チョコレートの発祥地はスペインと聞きました。
そう聞いて、ちょっと意外に思いました。

スペインの野心家が、メキシコからカカオを持ち帰りました。
そのカカオを、スペインのカルロス1世に献上しました。
この出来事より、スペインはチョコレートの発祥地と言われるようになりました。

今では世界中で、美味しいチョコレートを食べられます。
美味しいチョコレートを、ぜひ味わってください。

フェルナンド・コルテスの出来事がきっかけ、チョコレートの発祥地がスペインになったこと

チョコレートの歴史は、フェルナンド・コルテスというスペインの野心家から始まります。

1519年に、彼はメキシコからカカオを持って帰り、スペインのカルロス1世に献上しました。
この出来事より、チョコレートの発祥地はスペインとされています。

フェルナンド・コルテスがスペインにカカオを持って帰った当初は、カカオは薬用の飲料として用いられていました。
カカオを水に溶かして飲む事で、疲労回復の効果を得ようとしていたそうです。

そしてその後、カカオを「お湯」で溶かして、砂糖を加えてホットチョコレートという飲み物が登場しました。
それが、飲まれるようになったそうです。

この当時のホットチョコレートは、現在のスペインで飲まれているチョコラーテの元と言えます。

今でこそ、チョコの飲み物は多くの人たちに飲まれています。
しかしずっと昔では、王室や貴族、金持ち商人たちだけが飲める貴重な飲み物でした。

スペイン
スペインのイメージ画像

ある家族が手作りしたチョコレート、スペインのチョコレート・ボデガ

スペインはチョコレート発祥の地であり、伝統的なチョコレートがある地域でもあります。

スペインのチョコレートで知られている物に、「BODEGA(ボデガ)」というチョコがあります。
このチョコレートは、「なめらかな口溶けさ」が特徴的です。

その始まりは、スペイン北西部のラコルーニャという街で、ある家族が手作りした事でした。
手作りしたボデガを、その家族は身近な人たちに配った事が始まりだったそうです。

そんな身近な人に配ったチョコレートは、その後アメリカのセレブたちにも広がる事となります。
カンヌ国際映画祭やアカデミー賞という、有名で華やかなイベントにおいて、なんと公式のチョコレートに選ばれました。

近年日本国内でも、ボデガが販売されている場合があると聞きます。
機会があれば、ぜひ食べてみましょう。